理由:「消費税の減税」と「財政出動」に反対するため
2021年の衆院選では比例単独として当選しました。選挙区の定数増加に伴い、次回の選挙では愛知新16区として出馬する予定です。
赤字でございます
2017年4月の決算行政監視委員会で、まず財政について議論しました。
このパネルは、我が国が、一般会計のみならず、特別会計も含めて毎年どの程度の費用で運営をされ、またそれに対して財源がどうなっているか。
…ごらんいただいてわかりますとおり、費用も毎年増えておりまして、現在は全体で約140兆円程度の費用がかかっている状況になっております。また、それに対する財源ですけれども…費用を賄うだけの財源がないというのが我が国の現状でございます。
上が費用、下が財源でございますけれども、その真ん中に収支の差額を書き込ませていただいております。赤字でございます。
第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号 平成29年4月17日
伊藤議員は、政府の支出が税収を上回っているため、財政赤字が続いている、と説明しました。この赤字が続くと、政府債務が累積していきます。
上のグラフは、長期債務残高の推移を示したものです。伊藤議員は、これを問題視しました。
プライマリーバランスの黒字化でございます
次に、プライマリー・バランスについて議論しました。プライマリー・バランスとは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、政府支出を抑え込むために設けられています。
これは、経済政策そして無駄の削減等が功を奏している結果でございます。その上で、次の資料は、我が国が財政の再建ということで今、一つ目標に定めておりますのが、この表にございますタイトルのとおり、プライマリーバランスの黒字化でございます。
第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号 平成29年4月17日
伊藤議員は、政府支出を削減することで、プライマリー・バランスを達成しなければならない、と主張しました。
上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。伊藤議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
2020年までにまずは黒字化したい
再度、プライマリー・バランスについて議論しました。
左側が税収でございまして、消費税、所得税、法人税を書かせていただいておりますが、この差、必要なお金に対して現在の税収の差額が、真ん中に赤字で書かせていただいておりますけれども、
プライマリーバランス、基礎的財政収支、現在はマイナスの10.8兆円、これを2020年までにまずは黒字化したい、こういうことで取り組んでおるわけでございます。
第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号 平成29年4月17日
伊藤議員は、税収が政府支出を超える(=プライマリー・バランスの黒字化)と、国債の発行額が返済額を下回る、と主張しました。
上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、発行額が増えても支障ありませんでした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
愛知16区は新設された選挙区になります。
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ