理由:「消費税の減税」と「財政出動」に賛成するため
2021年の衆院選で初当選しました。
デフレを脱却してインフレにしよう
2022年3月の決算行政監視委員会で、多賀谷議員はインフレについて議論していました。インフレとは、需要が供給を上回ることにより、物価が上がり続ける現象をいいます。
私たちれいわ新選組では、積極財政により、コンクリートも人もを旗印に、デフレを脱却してインフレにしようと主張してまいりました。
我々が主張するインフレは、政府による消費や公共投資がもたらす工事の増大をきっかけに民需を喚起しようとするもので、経済成長の結果のインフレということです。
第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 令和4年4月11日
多賀谷議員は、インフレを目指すべきだ、と主張しました。

上のグラフは、各国の物価上昇率を比較したものです。日本は需要が冷え込んでいたため、世界最低水準の0%になっていました。
積極財政における経済の処方箋について提案をさせていただきたい
次に、その需要を喚起させるための財政政策について議論しました。
…インフレだから積極財政はもうできないというような声が、保守派のみならずリベラル派まで聞こえてまいります。
私たちは明確に意見が違います。 今から、私たちが唱える積極財政における経済の処方箋について提案をさせていただきたいと思います。
…日本の景気は、エネルギー、食料を除外したコアコアCPIがいまだ低いことからも分かるように、景気が米国のように回復していないこの状況下で、緊縮、引締め政策をすることは、景気にダメージを与え、マイナスです。
第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 令和4年4月11日
多賀谷議員は、需要が冷え込んでいる状況で緊縮財政を行えば、景気はますます悪くなるので積極財政を行うべきだ、と主張しました。

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。
堂々と正論を述べられていた
さらに、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
日本国債のデフォルトは考えられない、2002年、財務官時代に、どこかの某Y財務次官とは違って、堂々と正論を述べられていたのが黒田総裁です。
第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 令和4年4月11日
多賀谷議員は、国債がデフォルトになる可能性は考えられない、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。
消費にかかる罰金
最後に、消費税について議論しました。
①コストプッシュインフレは生活物価の高騰の結果なので、庶民の生活コストを軽減する経済政策が肝要だと思います。消費にかかる罰金であり、消費抑制の機能を持つ消費税負担やガソリン税負担を軽減することが重要ではないでしょうか。
②あわせて、速やかな消費税の減税、ガソリン税の凍結など、立法化に着手することが急務であり、一分一秒も争ういとまもないはずです。今も至るところで生活者が大変苦しんでおります。そのような国民を助けるためにも、是非、積極財政による経済対策は必須だと思っております。
第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 令和4年4月11日①
第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 令和4年4月11日②
多賀谷議員は、消費税が消費に掛かる罰金であるため、消費税を速やかに減税するべきだ、と主張しました。

上のグラフは、各国における家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
議論の内容に基づき「投票候補」の議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率17.7%の3位で比例当選しました。
(有効投票数171,527票 投票率51.38%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
森 英介※(自民) | 64.4%(110,538票) |
椎名 史明(落選) | 17.8%(30,557票) |
多ケ谷 亮(比例当選) | 17.7%(30,432票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ