理由:「消費税の減税と財政出動」に賛成するため
2024衆院選でれいわ新選組は、比例1議席を獲得し、佐原議員が名簿順位1位で当選しました。2025年3月の予算委員会で、財政について議論していました。
消費税…公平ではないのではないか
佐原議員は、まず消費税について議論しました。
消費税は全てが福祉に使われているわけではございませんが。私ごとですけれども、私、歯科医師なので、歯科クリニックをしております。赤字でした。赤字だったんですけれども、還付金が来まして、やれやれと思っていたところ、消費税が参りまして、どどんと参りまして、それで、えっ、どうしてかなと。
ちゃんと赤字と出ているのに、何でその上に消費税をお支払いしないといけないのかしら、預かり税じゃなかったはずなのになというふうに考えて。それは、先ほど茶谷さんがおっしゃったように、要するに、その方の経済状態においては不公平なもの、大人も子供も支払わなければいけない、子供がチョコレートを買ってもやはり払わなければいけない。そういうところで、公平ではないのではないかなというふうに考えます。
第217回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号 令和7年3月13日
佐原議員は、消費税は不公平な税金である、と主張しました。

上のグラフは、G7の家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
緊縮財政が市場競争にどのような影響
次に、緊縮財政について議論しました。
緊縮財政が市場競争にどのような影響を与えるとお考えですか。特に中小企業や新規参入企業にとっての影響についてどうお考えなのか。また、インボイス制度は税金の二重取りではないかなというふうに考えるんですけれども、お答えいただけますか。
第217回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号 令和7年3月13日
佐原議員は、日本は緊縮財政をしていた、と主張しました。

上のグラフは、G7の政府支出の伸び方を比較したものです。佐原議員のいう通り、日本は緊縮財政を続けていました。
プライマリー・バランスに縛られた緊縮財政
2025年3月の経済産業委員会で、プライマリー・バランスについて議論していました。プライマリー・バランスとは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、政府支出を抑え込むために設けられています。
経済は、プライマリーバランスに縛られた緊縮財政のため、失われた30年をつくり出し、ジャパン・アズ・ナンバーワンから転落し、ロストジェネレーションをつくり出しました。
第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号 令和7年3月19日
佐原議員は、プライマリーバランスを目安にして緊縮財政を行ったことで、日本は経済成長できなくなった、と主張しました。

上のグラフは、G7の経済成長率を比較したものです。日本はプライマリー・バランスを目安に置いて政府支出を抑えた結果、世界最低水準の経済成長率になりました。
議論の内容に基づき「投票候補」の議員に分類しました。
2024衆院選 比例得票議席数
東北ブロックでは、以下の通り、政党名を記載した票が集まりました。
| 政党名 | 議席数 |
|---|---|
| 自民党 | 5 |
| 立民党 | 4 |
| 国民 | 1 |
| 公明党 | 1 |
| れいわ | 1 |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ



