理由:「自由貿易」を推進するため
2021年の衆院選では広島旧6区として当選しました。選挙区の定数削減に伴い、次回の選挙では広島新5区として出馬する予定です。2018年11月の農林水産委員会で、貿易について議論していました。
じゃ…どうしても我々は頭を切りかえて海外へ出ていく
小島議員は、まず人口減少と経済成長の関係について議論しました。
今後、やはり日EUもこれから進んでいくわけですけれども、日本としては、いわゆるTPP11とか、またRCEPとか、RCEPはちょっと停滞していますけれども、いずれにしましても、日本がこれから人口が減ってきて、そして出生率が1.44でいけば日本の人口は50年後には8000万人ですよと言われておる、
じゃ、これからの農林水産業を伸ばしていくためには、どうしても我々は頭を切りかえて海外へ出ていく、このことが重要だし、そういうふうに求められておると私は思っているところでございます。
第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号 平成30年11月20日
小島議員は、人口減少国の日本では需要が小さくなるため、貿易を通じて外国の需要を取りにいかなければならない、と主張しました。
上のグラフは、1999年から2018年までの間、人口が最も減少した7ヵ国の物価上昇率を示したものです。人口が減少している国でも、需要が増えていることを示しています。
特に日EU…TPPの発効、あるいはRCEP
次に、GI制度について議論しました。GI制度とは、品質や生産地、生産方法の基準を定め、それをクリアした産品が登録される制度をいいます。
…特に日EUとの議論でありますけれども、農林水産委員会におきましても、TPPの発効、あるいはRCEPとか、タイは今入っていませんけれどもタイとか、ベトナムは入っていますけれども、そういう、これから世界で100カ国以上が実はGIに協定しているというふうに聞いていますけれども、日本政府としては、今後、こうしたことを全体的に考えて、どのようにGI産品の振興に努めていこうとされているのか、お伺いいたします、大臣。
第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号 平成30年11月20日
小島議員は、GI制度の整備が完了し次第、日EU EPAへの加盟を推進するべきだ、と主張しました。
上のグラフは、TPP11に加盟した場合と、加盟しなかった場合の政府試算を比較したものです。政府の試算は、赤字の純輸出に内需増加分をふかすことで、GDPの押し上げ効果を水増ししていました。
上のグラフは、日EU EPAに加盟した場合と、加盟しなかった場合の政府試算を比較したものです。政府は、TPP11と同じ手口を使い、GDPの押し上げ効果を水増ししていました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率48.6%の次点で比例当選しました。
(有効投票数162,954票 投票率56.35%)
当選者と次点 | 票数 |
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佐藤 公治※ | 51.4% (83,796票) |
小島 敏文 (比例当選) | 48.6% (79,158票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ