家計消費がGDPに占める割合
家計消費は、GDPの約50%~70%を占めている、経済のメイン・エンジン。
世界の家計消費
アメリカは67%と家計消費が旺盛。中国は38%と少ないが、まだ伸びる余地がある。日本は56%。
データ概要
【期間】 2001~2020年の平均値
【データ】19ヵ国
- 家計最終消費支出をGDPで除した値(名目)
日本の家計消費
日本の家計消費は、超低空飛行の伸び率を記録している
2,020年時点の家計消費
2020年の家計消費は、2001年の1.13倍と全く伸びていない。
データ概要
【期間】 2001~2020年 (2001=1)
【データ】日本の家計最終消費支出
- 日本は、グレー
アジア・オセアニア9ヵ国の家計消費
世界的にも家計消費が伸びている国が多い。
2,020年時点の家計消費
中国は9倍以上と大きく伸びている。先進国のオーストラリアやニュージーランド、韓国は2.5倍以上。日本の1.13倍は突出して低い。
データ概要
【期間】 2001~2020年 (2001=1)
【データ】アジア・オセアニア9ヵ国
- 日本は、グレー
- 各国は、色分け
アメリカ大陸4ヵ国の家計消費
2,020年時点の家計消費
カナダは2.3倍、アメリカは2.0倍。「日本は成熟しているので消費は伸びない」という主張が誤りであることを示している。
データ概要
【期間】 2001~2020年 (2001=1)
【データ】アメリカ大陸4ヵ国
- 日本は、グレー
- 各国は、色分け
ヨーロッパ8ヵ国の家計消費
2,020年時点の家計消費
人口が減少しているポーランドが2.7倍と高い伸び率。それ以外の7か国は全て1.5倍以上に増やしてきた。日本の1.1倍という数字は際立って低い。
データ概要
【期間】 2001~2020年 (2001=1)
【データ】ヨーロッパ8ヵ国
- 日本は、グレー
- 外国は、色分け
日本の家計消費が低迷している理由:消費の低迷を顧みなかったため
それにも関わらず、2,019年10月に消費税を10%へ引き上げた。