第2次岸田改造内閣 閣僚16人の顔ぶれ

【グラフ編】現実:債務対GDP比が増加している / 理由:GDPが全く成長していないため

分母(日本の名目GDP)は、世界最低水準の伸び率だったGDP・賃金
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債務 対GDP比とは?

日本の債務対GDP比は、1990年から2020年にかけて増加し続けた
出典:IMF『Gross domestic product, current prices,General government gross debt』

債務対GDP比とは、一般政府総債務を名目GDPで割ったものをいう。日本の債務対GDP比は、1995年の時点では外国と同じような水準にあったが、2020年には258%まで上昇した。

分数:債務対GDP比

258%という数字は、分子の一般政府総債務を、分母の名目GDPで割ることによって導き出されている。債務対GDP比が増加している原因は、分子の一般政府総債務が増加しているからだ、と誤解されることが多い。

分子:一般政府総債務

分子(日本の一般政府総債務)は、先進国と比べて、それほど増加していない
出典:IMF『General government gross debt』参照、自国通貨建

分子の一般政府総債務を1995年=1として先進国と比較すると、日本の増加率はむしろ低い方に属している。

分母:名目GDP

分母(日本の名目GDP)は、世界最低水準の伸び率だった
出典:IMF『Gross domestic product, current prices』参照、自国通貨建

逆に分母の名目GDPを1995年=1として先進国と比較すると、日本の1.1倍という成長率は世界の中でもダントツに低い

債務対GDPが増加している理由:GDPが全く成長していないため

債務対GDP比が増加している原因は、分子の政府債務ではなく、分母の名目GDPである。逆に経済が先進国並みに成長すれば、分母が増えて債務対GDP比の値が小さくなっていく。

それは恐らく賢明なことではあるが、どちらか一方が拡大しなければならない以上、負債と貨幣が一緒に一定のバランスで拡大することを容認している。

機能的財政と連邦債』アバ・ラーナー
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