理由:「財政出動」に反対するため
2023年5月の本会議で、財政について議論していました。
徹底した歳出削減を指示している
和田議員は、まず増税について議論しました。
昨年12月、我が党の馬場代表が安全保障戦略に関わる提言書を総理に手交した際、財源は安易に増税に頼るべきではないこと、まず行財政改革を通じた徹底的な歳出削減と経済成長による税収増で賄うべきであること、
その上で短期的財源として政府保有の金融資産や今後減少するコロナ対策費等から振替を検討すべきであること、財源の議論は財政論であり政府予算全体で最適解を導き出すべきであると申し上げ、総理は、各省庁に徹底した歳出削減を指示していると応じられました。
第211回国会 衆議院 本会議 第27号 令和5年5月23日
和田議員は、歳出を徹底的に削減するべきだ、と主張しました。
上のグラフは、各国の経済成長率を比較を示したものです。日本は、徹底した歳出削減による緊縮財政を続けた結果、世界最低水準の成長率になりました。
赤字国債が増える恐れがあり
次に、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
本来、決算剰余金や税外収入は一般財源に繰り入れられるもので、その分、赤字国債が増えるおそれがあり、昨今の多大な額の予備費や補正予算における基金への積み増しなどですっかりたがが外れてしまっている財政規律が一層緩むことが危惧されます
第211回国会 衆議院 本会議 第27号 令和5年5月23日
和田議員は、国債を増発してはならない、と主張しました。
上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。
徹底した行財政改革
さらに、政府支出について議論しました。
先日、吉村大阪府知事は、選挙公約で掲げた高校と大阪公立大の授業料無償化について、2024年度から3年間かけて所得制限を撤廃する方針を固め、発表しました。
この財源は、増税でも借金でもなく、議員定数の削減や歳費の削減等の身を切る改革を皮切りに徹底した行財政改革を進め、経済政策で税収を増やしてきたことによるものであります。これが我々維新の会による行政運営であって、自民党による行政運営とは決定的に違うのであります。
第211回国会 衆議院 本会議 第27号 令和5年5月23日
和田議員は、日本維新の会は自民党よりも政府支出を削減できる、と主張しました。
上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。和田議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率35.4%の次点で比例当選しました。
(有効投票数168,414票 投票率54.43%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
関 芳弘※ (自民) | 40.9% (68,957票) |
和田 有一朗 (比例当選) | 35.4% (59,537票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ