理由:「財政出動」に反対するため
2021年の衆院選で落選しました。2022年に自民党に復党し、自民党として2024年の衆院選に出馬します。
将来の子供たちにツケを残してはいけません
2016年1月の本会議で、財政について議論しました。
来年度は、経済・財政再生計画の初年度に当たるため、引き続き経済再生と財政再建の両立を目指していく決意です。
今回の消費税の軽減税率の議論においても、我々は財源問題を重視し、一年かけて財源を確保することとしました。将来の子供たちにツケを残してはいけません。そこで、財政健全化は必ずやり遂げるとの麻生財務大臣の強い決意表明をお願いいたします。
第190回国会 衆議院 本会議 第2号 平成28年1月6日
松本議員は、財政再建を果たすために政府支出を抑制しなければならない、と主張しました。
上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。松本議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
名目GDPは28兆円ふえ
2016年5月の本会議で、経済成長について議論しました。
総理が就任以来最優先で取り組まれたアベノミクス、この3年半は、大きな果実を生み出してきました。
名目GDPは28兆円ふえ、国民総所得は40兆円近く増加し、本年中には、民主党政権までのデフレと円高の泥沼により失われた国民総所得50兆円を取り戻すところまで来ます。
第190回国会 衆議院 本会議 第36号 平成28年5月31日
松本議員は、名目GDPの増加を経済政策の実績としてアピールしました。
上のグラフは、各国の成長率を比較したものです。日本の成長率は、世界で最も低く、アピール材料になり得ませんでした。
賃上げも今世紀に入って最も高い
次に、所得について議論しました。
…賃上げも今世紀に入って最も高い水準が3年連続実現しています。中小企業においても、統計開始以来最高水準の賃上げが3年続いています。
このようなことから、まさにアベノミクスにより、我が国の雇用や所得環境は順調に改善を続けており、日本経済は着実に回復に向かっております。
第190回国会 衆議院 本会議 第36号 平成28年5月31日
松本議員は、今世紀はじめの2001年から見ると、所得が順調に伸びている、と主張しました。
上のグラフは、日本の名目賃金指数とOECDが発表している各国の平均年収を示したものです。日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率でした。
赤字国債を発行することを無定見に言及する
さらに、基礎的財政収支について議論しました。基礎的財政収支とは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、国債の発行額を抑え込む狙いがあります。
国の税収は15兆円ふえ、基礎的財政収支の赤字は、政権交代前の半分以下、10兆円余りにまで減りました。これは、赤字国債を発行することを無定見に言及する民進党には実現不可能であることは明らかであります。
第190回国会 衆議院 本会議 第36号 平成28年5月31日
松本議員は、自民党は民進党(当時)と違い、国債発行額の抑制に成功している、と主張しました。
上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、発行額が増えても支障ありませんでした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率34.2%の次点で落選しました。
(有効投票数222,453票 投票率53.99%)