理由:「財政出動」に反対するため
2023年5月の本会議で、財政について議論していました。
相変わらず国債頼み
堀場議員は、まず国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
最後に、防衛力の抜本的強化と並び、我が国の重要課題となっている少子化対策について触れさせていただきます。13日、岸田総理が発表したこども未来戦略方針は、当然取り組むべき内容も含まれておりますが、正直、がっかりさせられました。
とりわけ、3.5兆円にも及ぶ財源をどうするのか、年末まで先送りされていることの不安は拭えません。相変わらず国債頼みとなれば、子供たちに未来の借金を背負わせることになります。
第211回国会 衆議院 本会議 第34号 令和5年6月16日
堀場議員は、政府予算を国債に頼ってはならない、と主張しました。
上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。
子供たちに未来の借金を背負わせる
次に、政府債務について議論しました。
とりわけ、3.5兆円にも及ぶ財源をどうするのか、年末まで先送りされていることの不安は拭えません。相変わらず国債頼みとなれば、子供たちに未来の借金を背負わせることになります。
第211回国会 衆議院 本会議 第34号 令和5年6月16日
堀場議員は、政府債務は将来世代へのツケである、と主張しました。
上のグラフは、日本と海外の一般政府(国と地方を合わせた)総債務を示したものです。海外の政府は、債務を日本以上に拡大させています。
大なたを振るう構造改革の断行に尽きます
さらに、社会保障費について議論しました。
総理は、増税はしないと明言されておりますが、もし仮に社会保険料の負担を増やすことになれば、増税と何ら変わらないばかりか、子育て世代でもある現役世代に負担が集中し、逆に少子化を加速させることにもなりかねません。
…つけ焼き刃の政策に加えて財源も宙に浮いているようでは、異次元の少子化対策など絵空事で終わるだけです。今、真に求められていることは、少子化の元凶となっている日本の社会経済システムそのものに大なたを振るう構造改革の断行に尽きます。
第211回国会 衆議院 本会議 第34号 令和5年6月16日
堀場議員は、国債を増発できない以上、社会保障費を削減しなければならない、と主張しました。
上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。堀場議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率29.1%の3位で比例当選しました。
(有効投票数213,446票 投票率55.9%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
勝目 康※1 | 40.4% (86,238票) |
穀田 恵二※2 (比例当選) | 30.5% (65,201票) |
堀場 幸子 (比例当選) | 29.1% (62,007票) |
※2 不出馬を表明
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ