理由:「消費税の減税」と「財政出動」に賛成するため
2024年9月、参政党として出馬することを表明しました。2021年2月の内閣委員会で、経済と財政について議論していました。
圧倒的に差が開いてしまっている
安藤議員は、名目GDPについて議論しました。
この2枚目の資料は、日本とアメリカ、それから中国の名目GDPの推移を表したものです。…かつての、1995年までの世界第2位の経済大国であった日本と、今の、世界第3位の経済大国といいながら、アメリカとの差は、1995年までの状態と今の状態では圧倒的に差が開いてしまっていると言わざるを得ません。
第204回国会 衆議院 内閣委員会 第4号 令和3年2月19日
安藤議員は、日本の名目GDPが全く成長できなかった、と主張しました。

上のグラフは、先進国の名目GDP成長率を比較したものです。日本は世界最低水準の経済成長率でした。
財政出動がまだまだ足りない
次に、財政出動について議論しました。
IMFのゲオルギエバ専務理事は、今年の1月に、このように述べたと報道されています。「低迷している経済の再生を支援するために、世界の政策当局者は財政支出を増やすべきだと強調した。」
…ここで重要なのは、生産と消費双方を意図的に制限している時期には、経済崩壊を防ぐために金融政策と財政政策が必要だと言っているということです。日本を見てみると、金融緩和は十分に行われていると思いますが、財政出動がまだまだ足りないと私は思います。
第204回国会 衆議院 内閣委員会 第4号 令和3年2月19日
安藤議員は、日本の財政出動は足りない、と主張しました。

上のグラフは、先進国の政府支出の伸び方を示したものです。安藤議員のいう通り、日本は世界最低水準の伸び率でした。
国債の発行を躊躇している
次に、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
特に、国債の発行をちゅうちょしているように思えてなりません。巨額な財政支出が必要だと分かっていても、財源はどうするんだ、これ以上国債を発行するわけにはいかない、そんな論調が大きくて、日本の世論も、国債発行には否定的な、またあるいは不安な見方をする方々が非常に多いと思います。
第204回国会 衆議院 内閣委員会 第4号 令和3年2月19日
安藤議員は、政府が国債の発行を躊躇している、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行して財源を確保すれば済む話でした。
本当に大きな問題がある
最後に、消費税について議論しました。
それから次に、消費税の減税の必要性について是非検討していただきたいと思います。 …消費税というのは、価格に転嫁できなければ自分の利益を削って納税しなきゃいけないという、存在するだけで赤字幅が拡大するという効果を持つ税金です。
更に言えば、所得が減っている人に対して、食べ物にも課税をしているということですから、いわば生きていることに対しても課税をしているということに等しい。まさに、非常に今このコロナで日本経済全体が苦しんでいるときに、消費税というものをこのまま課税し続けるというのは、本当に私は大きな問題があると思います。
第204回国会 衆議院 内閣委員会 第4号 令和3年2月19日
安藤議員は、不況であえでいる庶民に、消費税を課し続けるのは問題だ、と主張しました。

上のグラフは、各国における家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
議論の内容に基づき「投票候補」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
前回の選挙には出馬しませんでした。
(有効投票数256,602票 投票率56.81%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
山井 和則※(立民) | 45.2% (116,111票) |
清水 鴻一郎 (落選) | 32.0% (82,004票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ