理由:「財政出動」に反対するため
2010年3月の総務委員会で、財政について議論していました。
借金の先食いをしてやりくりをしている
秋葉議員は、国と地方を併せた政府債務について議論しました。
とにかく大事なのは、何とか地財計画にこたえて、対応して、交付税もふやしたといって胸を張ってみても、現状の本質は、いわば借金の先食いをしてやりくりをしているということがあるわけです。
…そうした借金の体制というものを常に意識しながら、やはり青天井にならない一つのスキームを何かしら今後示していく中で、事務方で調整させていかないと、結局、不足額分だけはとにかく目いっぱい対応していくというその場しのぎになってきて、またこれがどんどん累積をして、地方においても大変な負担になってくるわけでございます…
第174回国会 衆議院 総務委員会 第6号 平成22年3月2日
秋葉議員は、政府債務をこれ以上累積させてはならない、と主張しました。
上のグラフは、日本と海外の一般政府(国と地方を合わせた)総債務を示したものです。海外の政府は、債務を日本以上に拡大させています。
毎年3%以上、着実に見直しをしてきた
2010年4月の決算行政監視委員会で、政府支出(予算)について議論しました。
我々(自民党)も、本当にリーマンがなければ2,011年にはプライマリーバランスは何とか達成できたんじゃないかなと…思っているぐらい詰めてきたところは詰めてきた。
我々の政権の中でも、公共事業なんかもピーク時の2分の1まで減らしてきて、毎年3%以上着実に見直しをしてきたわけでありまして、そういう意味で、今、大臣も、できるだけ、単に財政にとどまらず大きなフレームワークの中でということでございますから、期待はしたいと思うんです。
第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 平成22年4月21日
秋葉議員は、自民党こそが政府支出を削減してきたのだ、と胸を張りました。
上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。秋葉議員のこうした取り組みによって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
需要サイドということに余り固執せず
次に、需要と供給について議論しました。
…成長戦略が閣議決定されました。私も興味深く読ませていただいて、まず第一印象で思ったのは…つまり、生産者サイド、供給サイドの視点じゃなくて、需要サイド、消費者側の視点に立って、そして、そこには実は成長戦略がたくさん内在しているんだ、こういうお話が強調されているんです。私も、理念的にその理屈自体はわからないわけじゃないんです。
しかし、やはり一方で、現実には生産者側での雇用の供給というものがなければそうした需要も生まれない。まさに需給というのは一体の理念でありますから。
我々も、与党政権に対して、法人税の引き下げを含めて、いろいろな成長戦略のための具体案を提示していきたいと思っていますが、そうした需要サイドということに余り固執せずに、需給のものを一体的にとらえた現実的な成長戦略というのを立案していっていただきたいということを要請しておきたいと思います。
第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 平成22年4月21日
秋葉議員は、需要を増やすことに余りこだわるべきではない、と主張しました。
上のグラフは、1998年の物価=1としたときの、日本と世界40か国の物価上昇率を示したものです。日本の物価は1998年から全く伸びませんでした。このグラフは、日本だけが圧倒的な需要不足に陥っていたことを示しています。
赤字国債に依存せざるを得ない
2011年3月の予算委員会で、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
新年度の予算案、大変残念なことに、2年連続して、税収見込み額を大幅に超える赤字国債に依存せざるを得ない状況になっているわけでございます。
…そうした限られた財源の中で、選択と集中で、何に予算配分を重点化すべきなのか。とりわけ岡本先生のお話には、大変感銘深く拝聴をいたしておりました。
第177回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号 平成23年2月22日
秋葉議員は、本来であれば、財政を国債に頼るべきではない、と主張しました。
上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率48.7%の次点で比例当選しました。2021年衆院選で宮城4区に出馬した早坂議員が宮城2区に出馬します(有効投票数237,590票 投票率53.62%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
鎌田 さゆり※ (立民) | 49.0% (116,320票) |
秋葉 賢也 (自民、比例当選) | 48.7% (115,749票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職