理由:「外国人労働者の受け入れ」に賛成するため
2,021年の衆院選で落選しました。
必ずしもここに縛られる必要はない
2,018年6月の法務委員会で、外国人労働者について議論しました。
私、外国人の受入れに関して、専門性を有する外国人という部分、必ずしもここに縛られる必要はないのではないかなというふうにも思っているんです。
…これは、今でさえこのような状況ですので、今後、少子高齢化が御存じのように進んでいき、労働者人口はどんどん減少していきます。こういった職業の人手不足、ニーズは非常に高いものというふうに感じ取れます。
第196回国会 衆議院 法務委員会 第17号 平成30年6月1日
松平議員は、外国人労働者をもっと受け入れるべきだ、と主張しました。
上のグラフは、外国人労働者の推移を示したものです。20万人弱ずつ増加した2,017~19年のペースが今後も続いた場合、7年後には300万人を突破します。
ほかの分野についても認める必要が社会状況として出てきている
次に、技能実習生について議論しました。 技能実習生とは、技能を学ぶために来日する外国人労働者をいいます。
先ほど厚労省の方から、技能実習と資格外活動の労働者数がふえていると御答弁いただきました。
…技能実習は、開発途上国の人たちに対する技能や技術の教育、国際貢献というもので、資格外活動は、いわば外国人留学生のアルバイト的な部分なのかと思います。
この二つの在留資格、…就労が認められるいわば例外的な形なわけです。この例外の就労形態というものが、例外なのに、人材不足ということで年々ふえていかざるを得ない状況というふうになっているんです。
…専門人材の受入れだけをふやしても、この人材の(企業側の)ニーズというものに全てマッチするのかなという疑問があるんです。私、そもそも、この在留資格というものを見直しをして、もっとほかの分野についても認める必要が社会状況として出てきているんじゃないかなというふうに思うんです。
第196回国会 衆議院 法務委員会 第17号 平成30年6月1日
松平議員は、 専門的な外国人材だけではなく、技能実習生も積極的に受け入れるべきだ、 と主張しました。
上のグラフは、労働者全体と技能実習生を含む在留資格別の賃金を比較したものです。技能実習生は、所得税控除前で17万にも満たない水準でした。企業側にとっては、絶好の安価な労働力でした。
ミスマッチを解消できない
さらに、企業側の労働者需要について議論しました。
…有効求人倍率によるニーズだけで判断すると、外国人も日本人と同じようにコミュニケーションできるのかという問題も出てくると思います。つまり、ニーズとウオンツは違うということなのかなというふうに思います。このウオンツの判断というものを無視して政策を立てると、やはりミスマッチは解消できないのかな。
ミスマッチが解消できないということは、人手不足で事業もできなくなってくる、お店も開けなくなってくる。例えば農業とか林業など、必要なところで後継者がいないというふうになってくる。そうなると、日本の経済のみならず社会全体の活力を失ってしまうんじゃないかなというふうに思うんです。
第196回国会 衆議院 法務委員会 第17号 平成30年6月1日
松平議員は、企業の労働者需要を満たすために、外国人労働者をもっと受け入れるべきだ、と主張しました。
上のグラフは、日本と外国の平均年収を比較したものです。日本の平均年収は、世界最低の伸び率でした。日本は人手不足というよりも、賃金の伸びが不足し、募集しても人が集まらない状況に陥っていました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2,017年選挙の情勢分析
議員は、北陸信越ブロックの比例単独で当選しました。次回は、長崎2区の小選挙区で立候補する予定です。
当選者と次点 | 得票率 |
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加藤 寛治※1 | 57.3% (97,874票) |
山口 初實※2 (落選) | 33.7% (57,538票) |
※2 山口議員の地盤を引き継ぎ、立候補する予定
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
2,021年の選挙結果
得票率41.8%の次点で当選しました。
(有効投票数163,676票 投票率57.03%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
加藤 竜祥 (自民党) | 58.2% (95,271票) |
松平 浩一 (落選) | 41.8% (68,405票) |