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日本と先進国の比較でインフレとデフレを理解する

インフレ、デフレとは、なにか?

インフレとは、物価が上がり続ける現象である。
デフレとは、物価が上がらない現象である。

そのことをグラフで可視化してみよう。以下のグラフは、1997年の物価=1として、日本と先進国の物価上昇率を比較したものである。

出典:IMF『Inflation rate, average consumer prices』参照

これを見れば、一目で分かるように、日本だけ物価が上がっていない。これがデフレの状態である。対して先進国は、物価が上がり続けている。これがインフレの状態である。

このようにグラフを使えば、インフレとデフレを可視化できるのだ。

需要と供給

次に疑問が浮かんでくる。なぜ、先進国はインフレで日本はデフレだったのか?この疑問を解き明かすキーワードが、需要と供給である。

先進国のインフレ

まず先進国のインフレをみてみよう。先進国では、モノやサービスに対する需要が供給を上回っている。その結果、物価が毎年2%ずつ上昇し、インフレの状態を過ごしてきた。

物価が上がる→売上が伸びる→賃金が上がる→消費が増える→物価が上がる→…のループが続く、好循環のおかげで、先進国は経済成長を果たしてきた。

日本のデフレ

次に日本のデフレをみてみよう。日本の場合、モノやサービスに対する需要が供給を下回っている。その結果、物価が上がらず、デフレの状態を過ごしてきた。

物価が下がる→売上が落ちる→賃金が下がる→消費が減る→物価が下がる→…のループが続く、デフレ・スパイラルにより、日本は成長できなかったのである。

まとめ

最後に、インフレとデフレを要約しよう。

  • 需要が供給を上回ると、インフレになり、物価が上がり続ける
  • 需要が供給を下回ると、デフレになり、物価が伸びなくなる

原則として、好況の時はインフレ、不況の時はデフレと覚えておこう。この原則を理解しておけば、例外の事象、すなわち、2022年から発生している悪性インフレも理解できるようになるだろう(※注 掲載しているグラフは2021年まで)。



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