10月27日 投開票日

【大阪10区(高槻市)】立憲民主党「辻本清美」以外に投票する

2021衆院選 落選議員一覧
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理由:「財政出動」に反対するため

2,021年の衆院選で落選しました。2,017年1月の予算委員会で、財政について議論していました。

赤字国債を追加発行するという異常事態に陥りました

辻本議員は、まず国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。

以下、本補正予算案に反対する理由を申し述べます。

第一に、本補正予算では、1.7兆円もの税収を下方修正し、年度途中に赤字国債を追加発行するという異常事態に陥りました。これはリーマン・ショック以来7年ぶりのことであり、当初予算の見積もりがいかに甘かったかということの証左であります。

第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号 平成29年1月27日

辻本議員は、国債を追加で発行することは異常事態である、と主張しました。

出典:財務省『我が国の1970年度以降の長期債務残高の推移』 出典:財務省 統計表『金利情報』参照

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、発行額が増えても支障ありませんでした。

ばらまき財政

次に、政府支出について議論しました。

第二に、補正予算はあくまで、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊急に必要となった場合に編成されますが、本補正予算には本来当初予算に計上されるはずの支出も押し込まれており、まさに財政法の趣旨に反する補正予算と言わざるを得ません。

アベノミクスの3本の矢は、安倍総理の自画自賛とは裏腹に、あらぬ方向に飛んでいこうとしているのではないでしょうか。異常な金融緩和、ばらまき財政、大企業、富裕層のみしか見えない成長戦略の行き着く先は、格差社会と財政危機という二つの危機、これを見ようとしていない、そんな姿勢だったのではないですか。

第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号 平成29年1月27日

辻本議員は、政府が過剰に支出している、と主張しました。

政府支出を増やすと、経済にいい理由
出典:IMF『General government total expenditure』参照 1,999年=1として作成

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。辻本議員のこうした議論によって、日本は世界最低の伸び率になりました。

国債発行を最大限抑制する

再度、国債について議論しました。

総理のやるべきことは、都合のいい数字を並べ立てるのではなく、現実を直視し、そして人への投資を重視した経済政策に、私たちも提案をしてまいりました、しっかり転換をしていただくことではないでしょうか。

我が党の組み替え動議は、被災地が望む災害対策費を最優先とした上で、そのほかの経費については厳しく精査し、国債発行を最大限抑制するものです。

第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号 平成29年1月27日

辻本議員は、野党の方が国債の発行額を抑制できる、とアピールしました。

OECD『Long-term interest rates』参照

上のグラフは、日本と外国の国債金利を示したものです。日本国債の金利は、世界で最も低く、安全な資産でした。辻本議員は訳もなく、その発行額を抑え込もうとしました。

1千兆円の国の借金があります

2,019年10月の予算委員会で、政府債務について議論しました。

例えば、総理は今、就職氷河期の人たちの政策を言っていらっしゃいます。この就職氷河期というのは、バブルの後で本当にしんどい、今40代の世代です。一番このとき有効求人倍率が低かったのはどの政権かといえば、小渕政権、森政権、小泉政権ですよ。

私、なぜこういうことを言うかというと、1千兆円の国の借金があります

特に総理は、おじいちゃんの時代から政治の大一家じゃないですか。1千兆円の借金をつくった責任がその家族にあるとは言いません。でも、自覚してほしいんです。1千兆円の借金をつくったのは民主党政権の3年3カ月ですか。原発を安全だ安全だと言って日本じゅうに54基つくった、自民党政権でしょう。民主党政権の3年3カ月ですか。

第200回国会 衆議院 予算委員会 第2号 令和元年10月11日

辻本議員は、政府債務が積み上がったことに対して、責任を感じて欲しい、と主張しました。

出典:IMF『General government gross debt』参照、自国通貨建て 既出の25ヵ国をまとめたグラフ

上のグラフは、日本と海外の一般政府総債務を示したものです。世界中の政府は例外なく、債務を増やし続けています。

議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました

  1. 「財政出動」に反対

2,017年選挙の情勢分析

得票率42.8%で当選しました。
(有効投票数177,209票 投票率56.08%)

最低限ライン落選30%、1位陥落40%
当選者と次点得票率
辻元 清美42.8% (75,788票)
大隈 和英(自民、比例当選)31.9% (56,483票)
※出馬予定、未掲載の現職

「以外に投票」すれば、1位から陥落する

※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照

2,021年選挙の情勢分析

得票率33.4%の次点で落選しました。
(有効投票数200,718票 投票率63.32%)

当選者と次点得票率
池下 卓(維新)40.3% (80,932票)
辻元 清美(落選)33.4% (66,943票)
大隈 和英(落選)26.3% (52,843票)
※出馬した掲載の現職

次の選挙で立候補する可能性に警戒

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