理由:「消費税の減税」と「財政出動」に賛成するため
2022年3月の内閣委員会で、賃金と消費税について議論していました。
実質賃金は下がり続け
大石議員は、まず実質賃金について議論しました。実質賃金とは、名目賃金から物価の影響を取り除いた、豊かさを測るための指標です
過去25年間、コロナの前から実質賃金は下がり続け、景気も、欧米と比べて回復していません。
第208回国会 衆議院 内閣委員会 第6号 令和4年3月4日
大石議員は、実質賃金が下がり続けている、と主張しました。

上のグラフは、実質賃金の推移を示したものです。実質賃金は1997年から下がり続け、国民全体が貧しくなっていました。
消費税の廃止…不可欠だと考えます
次に、消費税について議論しました。
ガソリン税をゼロにすることや消費税の廃止、社会保険料の軽減など、所得を増やして個人消費を支えること、安定した雇用と賃上げが不可欠だと考えます。
第208回国会 衆議院 内閣委員会 第6号 令和4年3月4日
大石議員は、消費税を廃止するべきだ、と主張しました。

上のグラフは、各国における家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
積極財政の法案こそ今審議されるべき
2022年4月の内閣委員会で、財政について議論していました。
私は、この国に必要なものをまず法制化を急ぐべきだと考えているんです。なぜこの法案が最重要法案になってしまうのかということなんです。
末端の生活者や労働者の生活を今すぐに改善していくための積極財政の法案こそ今審議されるべきであって、なぜこのマイナスの法案なのかと。今やるべき、消費税廃止ですとか、ガソリン税廃止ですとか、そのために国債を発行していく、そういったことがなぜ最重要法案にならないのか。
大臣の範疇では網羅できないかもしれませんけれども、今これが一番重要な法案として審査され、しかもマイナス面が非常に大きいということを考えていただきたいと思うんです。
第208回国会 衆議院 内閣委員会 第15号 令和4年4月1日
大石議員は、積極財政を行うべきだ、と主張しました。

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした(これを緊縮財政といいます)。
議論の内容に基づき、「投票候補」の議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率17.1%の3位で比例当選しました。
(有効投票数200,416票 投票率52.98%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
国重 徹※1 (公明) | 53.1% (106,508票) |
宮本 岳志※2 (共産、比例当選) | 24.1% (48,248票) |
大石 あきこ (れいわ、比例当選) | 17.1% (34,202票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ