理由:「自由貿易」に賛成するため
2024衆院選で自民党の公認を受けられず、無所属として出馬します。2020年11月の本会議で、貿易について議論していました。
私は、今国会において早急に承認すべきものと考えます
中根議員は、日EU EPA(日本とEUの間で発効した貿易協定)について議論していました。イギリスがEUを離脱したことで、日本はEPAを巻きなおす必要に迫られていました。
英国のEU離脱に伴う移行期間が本年末に終了すると見込まれている中、日EU・EPAにかわる新たな貿易・投資の枠組みを構築することは急務であります。本年6月上旬の交渉開始からわずか4カ月という異例の速さで本協定を署名するに至ったことは、画期的なことであります。
同時に、これは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、国際貿易・投資が低迷し、内向きに走る国も見られる中、我が国と英国が協力して、自由で公正な経済圏を守り、広げていく役割を主導していくという強固な決意を世界に示すものでもあります。
本協定が有するこのような重要性に鑑み、私は、今国会において早急に承認すべきものと考えます。
第203回国会 衆議院 本会議 第5号 令和2年11月12日
中根議員は、決意を示すために一刻も早く承認すべきだ、と主張しました。
上のグラフは、日EU EPAに加盟しなかった場合と、加盟した場合の政府試算を比較したものです。政府の試算は、赤字の純輸出に内需増加分をふかすことで、GDPの押し上げ効果を水増ししていました。
まさに、自由貿易の旗手としての役割を果たしていただいている
2021年4月の外務委員会で、これまでの一連の貿易協定について議論しました。
日本は、これまで、TPP11、日EU・EPA、そして…RCEPと、自由で公正な経済圏を広げる観点から、いわゆるメガFTAに参加し、そしてリーダーシップを発揮してきました。
茂木大臣のリーダーシップの下、日米貿易協定、日英のEPA、こういった難しいものを短期間で交渉妥結に至った。まさに、自由貿易の旗手としての役割を果たしていただいていると思います。
第204回国会 衆議院 外務委員会 第9号 令和3年4月21日
中根議員は、TPP11、日米貿易協定、日EU EPA、RCEPを高く評価しました。
上のグラフは、一連の貿易協定に加盟した場合と、加盟しなかった場合の政府試算をイラスト化したものです。それらの共通点は、内需をふかしてGDPの押し上げ効果を水増ししたことでした。
保護主義そして内向き主義の志向が強まっており
さらに、貿易を巡る近年の論調について議論しました。
一方、ここ数年、残念ながら、世界経済における保護主義そして内向き主義の志向が強まっており、この新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延で、その傾向がより一層加速したと思っております。
そういった中で、先日、自由で公正な貿易を推進していく上で、オンラインによる、茂木大臣が参加された、G7の大臣会合が行われました。これは非常によい私は契機になるのではないかと思っております。
第204回国会 衆議院 外務委員会 第9号 令和3年4月21日
中根議員は、自由貿易が内向き主義によって阻害されてはならない、と主張しました。
上のグラフは、輸出額と輸入額を示したものです。貿易協定に加盟して輸出額が増えても、輸入額も同じように増えるため、純輸出は殆ど増えません。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率44.0%の次点で当選しました。
(有効投票数239,714票 投票率55.32%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
大島 敦※ | 56.0% (134,281票) |
中根 一幸 (比例当選) | 44.0% (105,433票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ