理由:「消費税の減税」と「財政出動」に反対するため
2,021年の衆院選で落選しました。2,021年10月14日、日本維新の会で出馬することを発表しました。
ポピュリズムに流されることなくきちんと仕上げていただきたい
2019年5月の財務金融委員会で、青山議員は、消費税について議論しました。
やはり、システミックなリスクこそがリーマン・ショック級というものであって、単なる景気動向に左右されていいようなものではないと思っていますし、そもそも、3党合意というところから始まって、日本の社会保障制度を安定させるために図られているのが今度の消費税率引上げ、その仕上げでございます。
ここをきちんとしないと、何のための3党合意だったのか、そして、日本の社会保障が本当にこれから長い年月にわたって安定、安心していけるのかというところにつながろうかと思いますので、ぜひ、麻生大臣あるいは財務省の方、そこのところをポピュリズムに流されることなくきちんと仕上げていただきたいと思っております。
第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号 令和元年5月15日
青山議員は、政局に流されることなく、消費税を上げるべきだと主張しました。
上のグラフは、各国における家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
これは本当にゆゆしきことだ
2019年5月の財務委員会で、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
昔は本当に(国債の発行は)例外だったわけですね。それがもう最近は当たり前になっている。私は、これは本当にゆゆしきことだと思っております。納税者が政府を管理するといいますか、結局、納税者は自分が払ったお金でまた政府からのサービスを受ける。それが均衡に達していなければ困るのは納税者であって、そこに関する意識が私は日本において非常に薄いのではないかと危惧しております。…
私は、財政規律を軽視すると、長い目で見ると国民に大変な影響を及ぼすと思っております。現に、最近、MMTなどの怪しげな理論ができ、しかも、そのMMTの提唱者の一人が、日本が見本だとまで言われている。私は、これは褒められているのではなく、日本が悪い見本になっているんじゃないかと思っております。
あるいは、最近、政治的に消費税撤廃、ばらまき政策を訴えるような主張も見られるようになってきております。結局のところ、先ほど黒田総裁等も否定されておられましたけれども、今の日本のやり方がMMTと見まごうばかりであるということは、これは疑いようもない事実だと思います。
第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号 令和元年5月21日
青山議員は、国債の発行が常態化している、と批判しました。
上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。
絶対にインフレにはさせない、2%はいいわけですけれども
2,021年4月の財務金融委員会で、インフレについて議論しました。インフレとは、需要が供給を上回ることにより、物価が上がり続ける現象をいいます。
アメリカと比べて日本は…1年間約100兆円の今の予算規模の中で3、4割、例年赤字国債に頼っているものですから、もしこういうような急激なインフレが起きたときに、財政を絞るというのが非常に困難だ。
そして、今、事実上の財政ファイナンス、日銀が買い取ることによって支えているわけですけれども、物価が上がれば、前に黒田総裁にお伺いしたときに、絶対にインフレにはさせない、2%はいいわけですけれども、それ以上のですね、通貨の信認は失わせないという強い決意を言われたものですから、日銀が今までどおり買えなくなると、国債の金利が大幅に上昇する可能性がある。そう考えると、これは、本来、物価の安定は日銀の役目ですけれども、財政当局にも大変な影響を及ぼしかねない。
第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号 令和3年4月16日
青山議員は、物価上昇率が2%以下なら国債を発行しても構わないが、それを超えて発行し続けると、国債の金利が急騰する、と主張しました。
上のグラフは、各国の物価上昇率を比較したものです。日本は、世界最低の0%でした。それに対して外国は、2%のペースで上昇しました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2,017年選挙の情勢分析
得票率18.7%の3位で比例当選しました。
(有効投票数205,849票 投票率53.51%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
上川 陽子※(自民) | 46.9% (96,500票) |
小池 政就 (落選) | 27.2% (56,086票) |
青山 雅幸 (比例当選) | 18.7% (38,531票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
2,021年の選挙結果
得票率9.1%の4位で落選しました。
(有効投票数194,583票 投票率50.99%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
上川 陽子※ | 52.4%(101,868票) |
遠藤 行洋 (落選) | 27.7% (53,974票) |
青山 雅幸 (落選) | 9.1%(17,667票) |