理由:「財政出動」に反対するため
2015年2月の予算委員会で、財政について議論していました。
我々としても党において特命委員会を立ち上げた
塩谷議員は、まずプライマリー・バランスについて議論しました。プライマリー・バランスとは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、政府支出を抑え込むために設けられています。
今後は、2020年のプライマリーバランスの黒字化目標、これに向けて具体的な計画を進めていくということで、夏までにその策定をされるということでございますが、
これは、聖域を設けることなく歳出歳入全般にわたって総合的、具体的な検討を行うべく、我々としても党において特命委員会を立ち上げたところでございます。
第189回国会 衆議院 予算委員会 第6号 平成27年2月19日
塩谷議員は、プライマリー・バランスを達成するために、自民党内で政府支出の削減を計画している、と証言しました。

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。塩立議員のこうした取り組みによって、日本は世界最低の伸び率になりました。
数兆円ずつこれを削減する
再度、プライマリー・バランスについて議論しました。プライマリー・バランスには、国債の発行額を抑え込む狙いがあります。
また、財務省の方の試算によりますと、これも経済成長3%ケースで、2020年には8兆円。さらには、1.5%ケースでは、11.1兆円ということであります。
ほぼ同じようなトレンドの内容になっているわけでございますが、これを単純に毎年どう対応していくかということを考えますと、数兆円ずつこれを削減するというのは、この数字を見ると大変困難な状況がうかがえるわけでして、これはやはり歳出の削減、特に、先ほど甘利大臣もおっしゃいましたが、社会保障のこと、これについての聖域なき検討をすることが必要だと思っておりますが、こういった状況を踏まえて、新たな財政計画にも当然反映していかなければならないと考えております。
第189回国会 衆議院 予算委員会 第6号 平成27年2月19日
塩谷議員は、歳出を削減することで、国債の発行額を抑えなければならない、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、発行額が増えても支障ありませんでした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率44.2%の次点で比例当選しました。
(有効投票数204,618票 投票率56.47%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
源馬 謙太郎※ (比例当選) | 55.8%(114,210票) |
塩谷 立 | 44.2%(90,408票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ