理由:「財政出動」に反対するため
2025年5月の財務金融委員会で、財政について議論していました
PB黒字化、財政健全化ということも考えていく
牧島議員は、まずPBについて議論しました。PBとは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、政府支出を抑え込むために設けられています。
…財政、PB黒字化の目標という、健全化を、旗を降ろさずにいるということは相矛盾するものではないというのが私の立場でございます。機動的に政策を進める、財政出動する、対応するということと同時に、PB黒字化、財政健全化ということも考えていくというものの必要性については、既に金利のある社会になっているからこそ、深く議論しなければならないことだと思っています。
第217回国会 衆議院財務金融委員会 令和7年5月9日
牧島議員は、PBの黒字化を考慮しなければならない、と主張しました。

上のグラフは、G7の政府支出の伸び方を比較したものです。牧島議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
決して高いものではない
次に、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
これから利払い費も大きくなってまいります。さらに、国債のグローバルな評価というのも決して高いものではないということも受け止めなければならない局面にあります。…だからこそ、財政健全化についての議論もしっかりと財務省の中で受け止めていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
第217回国会 衆議院財務金融委員会 令和7年5月9日
牧島議員は、日本の国債は世界的にみても評価が低い、と主張しました。

上のグラフは、OECD加盟国の国債金利を比較したものです。日本の国債は、世界的にみても非常に低金利となっており、安全な投資先です。
黒字化に向けての旗を降ろさずに進めていく
さらに、PB黒字化について議論しました。
財政健全化、黒字化に向けての旗を降ろさずに進めていく必要があるという御見解だったかと受け止めております。長期的なビジョンというものも必要になってくるでしょうし、市場の信認というものも重要になると思います。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 令和7年5月9日
牧島議員は、PB黒字化のために、国債の発行を抑制しなければならない、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率50.9%で当選しました。
(有効投票数226,296票 投票率53.10%)
| 当選者と次点 | 得票率 |
|---|---|
| 牧島 かれん | 50.9% (115,235票) |
| 佐々木 奈保美※ (立憲、比例当選) | 49.1% (111,061票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ



