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【グラフ編】現実:日本の政府総支出は、世界最低水準の伸び率 / 理由:政府予算を増やしてこなかったため

日本の政府支出は、世界最低水準の伸び率(超緊縮財政) 財政
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日本の政府総支出

出典:IMF『General government total expenditure』National currency参照

政府総支出とは、中央政府と地方政府、社会保障基金が支出した金額の合計。上のグラフは、1997年の政府総支出=1とした場合、その伸び率を表している。2021年の政府総支出は、97年の1.3倍に留まっており、これをきんしゅく財政という。この緊縮財政は、小泉政権から安倍政権を経て現在に至るまで続いている。

アジア・オセアニア 9ヵ国の政府総支出

出典:IMF『General government total expenditure』National currency参照

アジアの政府総支出を見てみると、97年=1とした場合、2021年の中国やインド、インドネシアは17倍以上。先進国のオーストラリアや韓国でさえ5倍近くに増やしている。

アメリカ大陸 5ヵ国の政府総支出

出典:IMF『General government total expenditure』National currency参照
※アメリカは2001年以降のデータしか無いため、アメリカだけ2001年を1としている

カナダの政府総支出は、97年=1とした場合、2021年で2.9倍。アメリカの政府総支出は、2001年=1とした場合、2021年で2.9倍。それに対して日本の1.3倍という伸び率は、緊縮財政ぶりを象徴している。

ヨーロッパ 7ヵ国の政府総支出

出典:IMF『General government total expenditure』National currency参照

欧州先進国の政府総支出を見てみると、97年=1とした場合、上記掲載国の全てが1.9倍以上に増やしてきた。イギリスが3.1倍、フランスが2.0倍、ドイツが1.9倍。「日本は放漫財政」という風に喧伝されているが、実際には過度な緊縮財政を行っている。

日本の政府総支出が伸びなかった理由:政府予算を増やしてこなかったため

景気がいい時は、民間が支出(需要)を拡大させている。しかし、景気が悪くなると、民間はお金の支払いを減らすため、社会全体の支払い総額(総需要)は減り、お金の流れが滞ってしまう。

一旦、景気が悪くなると、民間が単独で支出を増やすことは難しい。そこで殆どの先進国では、政府が支出を増やすことで景気を底上げした(需要の創出)。それに対して日本は、政府支出を増やさずに需要不足を延々と放置し続け、GDP家計消費平均年収物価が世界最低水準の伸び率に終わった。

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