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【グラフ編】現実:日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率 / 理由:外国よりも伸びていないため

日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率 GDP・賃金
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日本の平均年収と名目賃金の伸び率

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建 参照 フルタイム従業員の平均年収
出典:厚労省『毎月勤労統計』常用労働者からパートタイム労働者を除いた一般労働者の名目賃金指数(現金給与総額)=残業代と賞与込みの給与指数値

上のグラフは、フルタイム従業員の平均年収の伸び率を表している。1997年=1とした場合、2021年は0.95倍だった。以下、伸び率を先進国と比較してみる(参考までに、パートタイムを除いた名目賃金指数の伸び率も掲載している)。

アジア・オセアニア 4ヵ国の平均年収

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建
厚労省『毎月勤労統計』名目賃金指数 参照

97年=1とした場合、韓国やオーストラリア、ニュージーランドは2倍以上に伸びた。日本は0.95倍とむしろ下がっており、以下のグラフでも見られるように、25年間で平均年収が下がった先進国は日本だけだった。

アメリカとカナダの平均年収

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建
厚労省『毎月勤労統計』名目賃金指数 参照

97年=1とした場合、カナダが1.9倍、アメリカが2.2倍。特にアメリカではコロナ禍をもろともせず、平均年収の伸び方が上がっている。「日本のように経済成長を果たした先進国では、所得が伸びにくくなる」という主張が誤りであることを示している。

ヨーロッパ 7ヵ国の平均年収

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建
厚労省『毎月勤労統計』名目賃金指数 参照

97年=1とした場合、イギリスが2.0倍、フランスとドイツが1.6倍。上記掲載している全ての国において、平均年収が1.5倍以上に増加した。日本は平均年収を下げた唯一の先進国だった。

ヨーロッパで人口が減少した4ヵ国の平均年収

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建
厚労省『毎月勤労統計』名目賃金指数 参照

上のグラフは、人口減少国の平均年収の伸び率を表している。リトアニアとラトビアは世界で最も人口が減少しているが、平均年収を大きく伸ばしてきた。3800万人の人口を擁するポーランドでも3.5倍以上に増加している。「人口が減ると、所得が伸びなくなる」という主張が誤りであることを示している。

日本の平均年収が世界最低水準である理由:外国よりも伸びていないため

日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率
出典:OECD『Average Annual Wages』
厚労省『毎月勤労統計』一般労働者の名目賃金指数(現金給与) 参照

日本の平均年収は、先進国と比べてもダントツに伸びていない。日本はGDP家計消費物価政府支出全てが世界最低水準の伸び率だった。ちなみに名目賃金を物価で割ったものを実質賃金という。実質賃金は豊かさを測るためのもので、日本の実質賃金は25年以上、下落し続けている。

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