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【グラフ編】現実:日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率 / 理由:外国よりも伸びていないため

日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率 GDP・賃金
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アジア・オセアニア 4ヵ国の平均年収

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建 参照 フルタイム従業員の平均年収
出典:厚労省『毎月勤労統計』常用労働者からパートタイム労働者を除いた一般労働者の名目賃金指数(現金給与総額)=残業代と賞与込みの給与指数値

上のグラフは、フルタイム従業員の平均年収の伸び率を示している(参考値として、パートタイムを除いた労働者の名目賃金指数も掲載している)。1997年の平均年収=1とすると、2022年の日本は0.96倍。韓国は2.8倍、オーストラリアとニュージーランドは2.2倍だった。

アメリカとカナダの平均年収

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建
厚労省『毎月勤労統計』名目賃金指数 参照

2022年/97年比でみると、アメリカが2.3倍、カナダが2.0倍。経済成長を果たした先進国でも、所得の向上は実現可能であることを示している。特にアメリカは、コロナ対策として大胆な財政出動を行ったおかげで、GDPと平均年収が右肩上がりになっている。

ヨーロッパ 7ヵ国の平均年収

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建
厚労省『毎月勤労統計』名目賃金指数 参照

2022年/97年比でみると、イギリスが2.1倍、フランスとドイツが1.7倍。上記掲載しているヨーロッパの国は全て、平均年収が1.6倍以上に増加した。日本は平均年収を下げた唯一の先進国だった。

ヨーロッパで人口が減少した4ヵ国の平均年収

出典:OECD『Average Annual Wages』名目・自国通貨建
厚労省『毎月勤労統計』名目賃金指数 参照

上のグラフは、人口が減っている国の平均年収の伸び率を表している。リトアニアとラトビアは世界で最も人口が減少しているが、平均年収を大きく伸ばしてきた。3800万人の人口を擁するポーランドでも4倍以上に増加している。これらの国々は人口は減っているが、高い経済成長率を記録している。

日本の平均年収が世界最低水準である理由:外国よりも伸びていないため

日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率
出典:OECD『Average Annual Wages』
厚労省『毎月勤労統計』一般労働者の名目賃金指数(現金給与) 参照

日本の平均年収は、先進国と比べても、人口減少国と比べても、ダントツに伸びていない。日本は平均年収だけでなく、GDP家計消費物価といった基本的な経済指標がすべて世界最低水準の伸び率だった。

これらの経済指標に共通していえるのは、消費税を上げた翌年の1998年から全く成長しなくなったということである。これを常識的に考えれば、経済政策に根本的な過失があったと見るべきであり、それを我々日本人は四半世紀以上も見過ごしてしまったことになる。

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