理由:「消費税の減税」に反対するため
2012年6月の特別委員会で、財政について議論していました。
財政の機能強化、それも大事だ
逢沢議員は、まず消費税について議論しました。
本会議において、民主党内、相当混乱の様相を呈しているようでありますけれども、この一体改革法案が可決をされる、そのことは確実な情勢と言っていいんだろうと思います。先ほどもお話がありましたように、消費税率を引き上げる、まさに大改革ですよね。
…消費税を引き上げることの是非、誰のために、何のために。いや、社会保障の充実強化、財政の機能強化、それも大事だ。
そういうことに対して、正しく国民の皆さんの理解が本当に深まってきたのかどうか。世論調査の数字なんかを見ていると、むしろ厳しい方向に向かってきたなというふうに思いますね。
第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 平成24年6月26日
逢沢議員は、消費増税の意義を国民に説明するべきだ、と主張しました。
上のグラフは、各国における家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
財政のこれからを考えても、どうしてもやらなきやいけない
次に、財政と消費税について議論しました。
…これ(消費増税)はどうしてもやらなきゃならない、誰が総理大臣になっても、どの党が政権を担うことになったとしても、これはやはりやっておかなきゃいけないんだ、社会保障の未来のために、また財政のこれからを考えても、どうしてもやらなきゃいけない、それをぜひ私にやらせてほしい、この一点だけを何としても私にやらせてほしい、総理としてこれをやるために自分は総理になったんだ、そういう、本当の意味での謝罪と本当の意味でのお願いに今までの総理の言葉がなっているかどうかといえば、そうなっていないんですよ。
第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 平成24年6月26日
逢沢議員は、消費を上げなければ、財政を維持することはできない、と主張しました。
上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行すれば、増税せずに済む話でした。
国民に更なる負担を求める
2016年5月の特別委員会で、消費税について議論しました。
いわゆる身を切る改革論、私なりにこの政治状況の中で、この議論の中で解釈をさせていただくといたしますと、いわゆる消費税増税によりまして国民に更なる負担を求めることになる、負担を求める以上、その前に議員自らが身を切る覚悟を示す必要がある、そのためにまず定数削減だ。
そして、現状の経済状況を考えますと、国民は大変な痛みを抱えているのも事実である、議員もひとしくその痛みを共有し、そして自ら率先して身を切る必要がある、また、その覚悟や決意を示す必要がある。その一つの帰結として、議員定数の削減、そのように議論が整理をされ、国民もそのことに対してある種の期待感を持ってこられた、そのことも事実であろうかというふうに思います。
第190回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 平成28年5月18日
逢沢議員は、国会議員の定数削減が完了次第、消費税を上げていく、と主張しました。
上のグラフは、各国の成長率を比較したものです。逢沢議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の成長率になりました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率55.0%で当選しました。
(有効投票数165,428票 投票率46.73%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
逢沢 一郎 | 55.0% (90,939票) |
原田 謙介 (落選) | 39.6% (65,499票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ