理由:「消費税の減税」と「財政出動」に反対するため
2022年4月の本会議で、財政について議論していました。
現状の政府の支出を見直し
中司議員は、まず政府支出について議論しました。
…現在の国と地方の財政支出は4対6の配分ですが、税源は逆に6対4になっています。自主財源を増やし、地方の財政支出に見合った税源配分に改めるべきと考えますが、見解を求めます。
そして、更に言えば、国は中央政府にしかできない役割に特化することで、現状の政府の支出を見直し、政府自身が身を切る改革を大胆に実行すべきと考えますが、併せて見解を求めます。
第208回国会 衆議院 本会議 第5号 令和4年2月8日
中司議員は、政府支出を削減するべきだ、と主張しました。

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。中司議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
1兆円分は改革で確実に捻出することができる
2023年2月の予算委員会で、防衛費の予算について議論していました。
…防衛費の増額そのものについては、我々、この緊迫する国際情勢の中で、基本的には賛成の立場であります。しかしながら、その中で、令和9年度以降必要となる財源の4兆円のうち1兆円分を法人税などの増税で賄う、この方針に対しては、やはり我々は繰り返し反対を訴えて撤回を求めているところでございます。
増税なき財政再建と昔言われましたけれども、増税ありきというのは順序が違います。行革が先でなければ、国民の理解は得られないと思うんですね。
…総理、何も増税に頼らなくても、1兆円分は改革で確実に捻出することができると思っています。小手先の増税で乗り切るということではなくて、これまで我が党の質問でも、基金とかそれから剰余金とか、その例も示してきましたし、また、大阪での改革、これは、府民に新たな負担なしに教育の改革、教育の無償化を進めてきた、その事例も説明をさせていただきました。
第211回国会 衆議院 予算委員会 第8号 令和5年2月8日
中司議員は、防衛費の予算1兆円分を捻出したいなら、その分政府支出を削減しろ、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行して予算を確保すれば済む話でした
それはまさしく消費税ではないでしょうか
2024年2月の本会議で、消費税について議論しました。
政府は、これまで、地方税体系の質問に対し、財源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に取り組むとの答弁を繰り返しています。税源の偏在性がなく、税収が安定的である税種、それはまさしく消費税ではないでしょうか。
第213回国会 衆議院 本会議 第6号 令和6年2月15日
中司議員は、消費税こそが最も安定した税収である、と主張しました。

上のグラフは、各国における家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率44.7%で当選しました。
(有効投票数207,369票 投票率60.57%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
中司 宏 | 44.7% (105,746票) |
佐藤ゆかり(落選) | 29.8% (70,568票) |
平野 博文(落選) | 25.5% (62,281票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ