理由:「財政出動」に反対するため
参議院からくら替えし、2024衆院選に出馬します。2023年5月の厚生労働委員会で、財政について議論していました。
それはやっぱり歳出の削減でやるべきだ
東議員は、まず政府支出について議論しました。
私は、今回一番大きな問題は、日本がやっぱり少子高齢化、人口減少と言われる、そういった深刻な時代になってきた。これ、国難だという言い方もあれば、静かなる有事だというふうな言い方もあります。
…今回、この法案の中にもありますように、出産一時金の支給額を引き上げる、42万円から50万円。それは大事だと、必要だというふうに賛成をいたします。ただしかしですね、ただしかし、それを保険料を引き上げるということについては、もうこれはやっぱり我々は駄目だと、それはやっぱり歳出の削減でやるべきだというふうに考えるわけであります。
第211回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 令和5年5月9日
東議員は、出産金の一時金の財源を政府支出の削減で賄うべきだ、と主張しました。

上のグラフは、先進国の政府支出の伸び方を比較したものです。東議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
国債の発行で捻出することは想定していない
次に、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
今回も少子化対策の財源をめぐっていろいろと議論がありますが、これ自民党の茂木幹事長でありますけれども、少子化対策の財源については、現状では増税や国債の発行で捻出することは想定していないと、まずは歳出削減の徹底や既存の保険料収入の活用でできる限り確保したいというふうにおっしゃったそうです。
…そうなると、もう歳出削減しかないわけであります。
第211回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 令和5年5月9日
東議員は、国債をこれ以上発行することはできないので、政府支出を削減するしかない、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行して予算を確保すれば済む話でした
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
大阪3区の得票率は、以下の通りでした。
(有効投票数178,051票 投票率53.87%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
佐藤 茂樹※ | 44.7% (79,507票) |
萩原 仁(落選) | 23.7% (41,737票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ