第2次岸田内閣(2023年9月13日)の顔ぶれをUPしました

【大阪9区】日本維新の会「足立康史」以外に投票する

大阪
この記事は約4分で読めます。

理由:「自由貿易」に賛成するため

2019年11月の連合審査会で、日米貿易協定について議論していました。

何かいいことあるんですかね

当日、共産党の田村議員が、日米貿易協定の関税について議論していました。

[日本と米国との間で交わされた協定書の文面]
自動車と自動車部品の関税は、関税の廃止に関する更なる交渉による。

“Customs duties on automobile and auto parts will be subject to further negotiations with respect to the elimination of customs duties.”

TRADE AGREEMENT BETWEEN JAPAN AND THE UNITED STATES OF AMERICA 出典:外務省

田村議員は、関税撤廃の合意を国会で約束していたにも関わらず、引き続き交渉する内容で締結されたため、政府は約束を反故にした、と主張しました。そして質問の順番が、足立議員に回りました。

…国会審議を見ていると、まあ、何といいますか、どこの国の議員かわからないような質問がたくさんあります。要すれば、国際交渉というのは、ルールがあってないような世界の中で、国と国とが国益をかけてぶつかり合っている。

当然、私は、同床異夢というのはつきものだと思うんですね。その中で、そのぎりぎりかち取ってきた文書の隅々、隅っこを探してきて、それで揚げ足取りをして国会で足を引っ張って、何かいいことあるんですかね、共産党は。いや、共産党だけじゃないや。

第200回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 令和元年11月7日

足立議員は、政府が約束を反故にしたとしても、それを追究する意味はない、と主張しました。

私は、今回の合意、評価しています

次に、日米貿易協定について議論しました。

私は、今回の合意、評価しています。…大変な厳しい交渉。だってアメリカは、我々は日米同盟でアメリカの核の傘のもとにあるわけですからね。関係ない、関係ないというか、きょうはそういう議論をするつもりはありませんが、大変厳しい交渉を強いられる。

第200回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 令和元年11月7日

足立議員は、日米貿易協定を高く評価しました。

日米貿易協定 加盟前に行われたGDP押し上げ効果に関する試算
出典:内閣官房『日EU・EPA等(TPP11含む)の経済効果分析本文』 内閣府『実質GDP年度』参照

上のグラフは、日米貿易協定に加盟しなかった場合と、加盟した場合の政府試算を比較したものです。政府の試算は、赤字の純輸出に内需増加分をふかすことで、GDPの押し上げ効果を水増ししていました。

私はもう称賛する以外に言葉はありません

さらに、TPPや日EU経済連携協定などの貿易協定について議論しました。

…一連の日EU経済連携協定であれ、TPPであれ、これをしっかりとまとめた上で日米交渉に入ったこのタイミング、アメリカの大統領選挙が本格化するまさに一年前、アメリカの大統領選挙がいよいよあと一年だというその前にこれを妥結することができた。

…そういうこれからの通商交渉の大きな道のりのことを考えると、今回、さっき申し上げたタイミングに加えて、限定的な内容で取りまとめることができた、日米をですね。これはもう、私はもう称賛する以外に言葉はありません

…本当に、今外務大臣がおっしゃったように、大変なパズルの中で、私は、ベストな合意ができたと評価をしています。もう茂木大臣を国民栄誉賞に表彰しないといけないぐらいですよね。ちょっと言い過ぎですね。

第200回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 令和元年11月7日

足立議員は、一連の貿易協定を押し進めた茂木大臣を絶賛しました。

貿易加盟によるGDP押し上げ効果の手口
貿易加盟によるGDP押し上げ効果の手口

上のグラフは、一連の貿易協定をイラスト化したものです。いずれも純輸出が赤字と試算されていました。そのため、加盟しない方が無難でした。

議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。

  1. 「人、モノ、金の国境を越えた適正な移動」に反対

2,021年衆院選の得票率

得票率50.3%で当選しました。
(有効投票数264,456票 投票率59.08%)

当選者と次点得票率
足立 康史50.3%(133,146票)
原田 憲治 (落選) 31.7%(83,776票)

2人とも当選する結果を回避する

※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照

その他 経済のグラフ一覧

タイトルとURLをコピーしました