落選者一覧 政党別を掲載 10/29

【静岡5区】自由民主党「細野豪志」以外に投票する

静岡
この記事は約5分で読めます。

理由:「財政出動」に反対するため

2022年6月、自民党に入党しました。

我が国の財政は非常に厳しい

2016年2月の予算委員会で、細野議員は、まず財政について議論しました。

また、財政健全化推進法案についても提出をします。我が国の財政は非常に厳しい

第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号 平成28年2月10日

細野議員は、日本の財政が厳しい、という見解を示しました。

長期債務残高の推移
出典:財務省『我が国の1970年度以降の長期債務残高の推移』

上のグラフは、「国の借金」とよく報道される長期債務残高を示したものです。細田議員は、これを問題視しました。

未来の責任を果たすことにはならない

次に、プライマリー・バランスについて議論しました。プライマリー・バランスとは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、政府支出を抑え込むために設けられています。

しかし、やはり2,020年に向かって、しっかりとプライマリーバランスを維持していかなければ、未来の責任を果たすことにはならない

第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号 平成28年2月10日

細野議員は、プライマリー・バランスを達成するために、政府支出を削減しなければならない、と主張しました。

日本は、世界最大級の緊縮(きんしゅく)財政
出典:IMF『General government total expenditure』参照

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。細野議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。

一番怖いのは金利の上昇なんですよ

続いて、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。

我が国は一千兆の借金を抱えているわけですね。それをやりくりしながら、つまり、(国債の)借りかえ借りかえをしながら、また新規に数十兆、毎年(国債を)出している。

日本の財政を考えたときに、これは麻生大臣が一番よくわかっておられると思うんですが、一番怖いのは金利の上昇なんですよ

第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号 平成28年2月10日

細野議員は、国債の金利が上昇することを警戒しなければならない、と主張しました。

国債の金利と長期債務残高の推移
出典:財務省『我が国の1970年度以降の長期債務残高の推移』 統計表『金利情報』参照

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。

さすがにどんなにうまくいったっていきようがない

さらに、経済成長率と財政の関係について議論しました。

これは、国と地方の公債残高のGDP比の将来の予測を政府がつくったものを私の方でわかりやすく描いてきました。

…経済再生ケース、実質で2%、名目で4%ぐらいの成長をするという、名目で4%ですから、これは相当の高成長で、想定は相当甘いとは思いますが、そうなった場合については、この残高はGDP比で縮小していく、こういう絵を描いているわけですね。  

…4%を超える名目成長なんというのは、さすがにどんなにうまくいったっていきようがないわけですね。そうなってくると、大臣、これは財政の問題を考えたら明確なんですが…どうやって財政再建するのか、絵が全然描けていないじゃないですか。

第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号 平成28年2月10日

細野議員は、名目成長率4%という目標は高すぎる、と主張しました。

日本のGDP成長率は世界最低水準
出典:United Nations『National Accounts (AMA)』名目GDP 自国通貨建て 参照

上のグラフは、各国の成長率を比較したものです。日本は、世界最低水準の成長率でした。アメリカを例に挙げると、約4~5%で成長しているため、4%は現実的な目標でした。

今は金融緩和で物価が抑えられている

さらに、インフレについて議論しました。インフレとは、物価が上がり続ける現象をいいます。

金利を注意して見ていくと言いますが、それは日銀が決めるんでしょう。発散しそうになるから金利を抑えるなんということは、インフレになったら日銀はしませんよ。つまり、今は金融緩和で物価が抑えられているからまあ何とかなっている…

第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号 平成28年2月10日

細野議員は、日銀が金融緩和を止めた途端、インフレの歯止めがきかなくなる、と主張しました。

日本は、先進国の中でも唯一のデフレ
出典:IMF『Inflation rate, average consumer prices』参照

上のグラフは、各国の物価上昇率を比較したものです。日本は、世界最低水準の0%でした。用心すべきは、インフレではなく、デフレでした。

議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。 

  1. 「財政出動」に反対

2021年衆院選の得票率

得票率51.8%で当選しました。
(有効投票数246,232票 投票率54.39%)

当選者と次点得票率
細野 豪志51.8% (127,580票)
吉川 赳(無所属、比例当選)24.9% (61,337票)
未掲載の現職

「以外に投票」すれば、1位から陥落する

※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照

その他 経済のグラフ一覧

タイトルとURLをコピーしました