理由:「財政出動」に反対するため
2026衆院選で落選しました。2020年9月、国民民主党から立憲民主党にくら替えしました。
緑川の主張①財政を国債に頼るべきではない
2019年2月の財務委員会で、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
…先月、安倍総理、施政方針演説の中で、負担を次の世代へと先送りすることのないように、2025年度のプライマリーバランス黒字化に向けて財政再建を進めると。
あれ、何か抜けているなと思ったら、やはり、そもそもの2020年度の黒字化達成の目標があたかもなかったかのような中身になっていたというのは、驚きとともに、大変残念であります。
来年度の予算案の総額、7年連続で過去最大です。当然のように最高額が年々更新され、そして、新たな国債発行額はおよそ32兆6,000億円。予算の3割以上を借金に頼る状況は相変わらずであります。
第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号 平成31年2月19日
緑川議員は、国債の発行額が増えて借金が膨らんでしまう、と批判しました。

上のグラフは、G7の一般政府(国と地方を合わせた)総債務の伸び率を比較したものです。海外の政府は、債務を日本以上に拡大させています。
緑川の主張②名目GDP成長率3%は実現不可能
次に、日本の経済成長率について議論しました。
中長期の経済財政に関する試算、これは内閣府の御提供、ごらんいただきたいんですが…
この成長実現ケースの方を見た場合、2020年以降、中長期的な経済成長率が実質で1.5から2%、名目にしますとおおむね3%以上、物価上昇率が2%そこそこを想定していることになりますが、戦後最長と言われる景気回復期の中ですら、こうした高い成長はほぼありませんでした。
…そういう中では、実際の成長率が下振れすれば税収も減りますから、国債での穴埋めにも追い込まれかねない。この成長実現ケースは相当にハードルが高い、実現が厳しいものになるのではないかというふうに考えておりますが、大臣、お答えを求めます。
第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号 平成31年2月19日
緑川議員は、名目成長率が3%に届くはずがない、と主張しました。

上のグラフは、G7の経済成長率を比較したものです。アメリカを例に挙げると、約4~5%で成長しているため、3%は高くないハードルでした。
緑川の主張③国債の金利が急騰する
再度、国債について議論しました。
これ以上先送りに先送りを重ねれば、さすがに外からの見方も変わってくると思いますよ。多くを公債に頼るような健全でない財政運営が、それこそ、安倍総理じゃないですけれども、将来世代にやはり負担を残しかねない。
それが、日本の財政負担の懸念といった国の信用不安、さらに、金利の上昇を招く。無視できないような経済成長へのマイナスの影響だったり、また、財政の制約から、これからの肝心かなめの社会保障制度、こうした社会的なセーフティーネットの質の低下、機能の縮小をもたらしかねないと思います。
第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号 平成31年2月19日
緑川議員は、外国人投資家が日本の財政リスクを高く見積もるようになるだろう、と主張しました。

上のグラフは、OECD加盟国の国債金利を比較したものです。日本の国債は、世界的にみても非常に低金利となっており、財政危機から最も遠い国の1つです。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2026衆院選の得票率
得票率45.0%の次点で落選しました。
(有効投票数128,018票 投票率54.96%)
| 当選者と次点 | 得票率 |
|---|---|
| 福原 淳嗣※ (自民) | 55.0% (70,352票) |
| 緑川 貴士 (落選) | 45.0% (57,666票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ



