理由:「財政出動」に反対するため
2024年の衆院選で初当選しました。2025年2月の財務金融委員会で、財政について議論しました。
巨額の国債残高
水沼議員は、まず国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
…日銀が大量に国債も引き受けた結果、異次元金融緩和の結果として、私たちと次世代に残されたものは、過度な円安、それに伴う物価上昇、そして巨額の国債残高というものになりました。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号 令和7年2月12日
水沼議員は、国債の発行残高が過大になっている、と主張しました。

上のグラフは、日本と海外の一般政府(国と地方を合わせた)総債務を示したものです。海外の政府は、債務を日本以上に拡大させています。
国債の発行額抑制
再度、国債について議論していました。
日銀の国債買入れ額の圧縮を実現しつつ、金利の過度な上昇を避ける最も有効な方法は、新規国債の発行額抑制であり、財政の再建だというふうに考えております。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号 令和7年2月12日
水沼議員は、国債の発行額を抑制するべきだ、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。
国債管理政策を実行いただきたい
最後に、国債について議論しました。
あわせて、政府は、日銀の独立性を守りながら、そして国債の円滑な消化に向けた、適切な、将来世代に顔向けのできる国債管理政策を実行いただきたいというふうに思います。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号 令和7年2月12日
水沼議員は、国債の発行を抑制してほしい、と改めて主張しました。

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。水沼議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率43.3%で落選しました。
(有効投票数207,729票、投票率52.58%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
水沼 秀幸 | 43.3% (90,011票) |
木村 哲也(落選) | 32.1% (66,629票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ