理由:「財政出動」に反対するため
2017年1月の本会議で、財政について議論していました。
赤字国債に頼ることなく
武藤議員は、まず国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
私は、与党を代表し、ただいま議題となっております平成28年度一般会計補正予算(第3号)及び平成28年度特別会計補正予算(特第3号)、以上2案に対しまして、賛成の討論を行いたいと思います。(拍手)
…最後に、これらの歳出の追加については、赤字国債に頼ることなく、既定経費の減額や税外収入、建設国債により対応することとしており、財政健全化にも一定の配慮をしているものと考えます。
第193回国会 衆議院 本会議 第4号 平成29年1月27日
武藤議員は、財政を国債に頼ってはならない、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても何ら支障ありませんでした。
やむを得ないと考えます
次に、政府支出について議論しました。
なお、本補正予算において税収の減収を見込んでいますが、昨年の年初からの円高による輸出企業の円建ての売り上げが目減りした影響などを反映した、あくまで一時的なものです。
安倍政権以降の税収の増加基調に変わりはなく、一時的な要因による税収減について赤字国債で対応することはやむを得ないと考えます。以上、本補正予算に賛成する理由を申し述べました。
第193回国会 衆議院 本会議 第4号 平成29年1月27日
武藤議員は、本来であれば、国債を発行してはならない、と主張しました。

上のグラフは、G7の政府支出の伸び方を比較したものです。武藤議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率46.8%で当選しました。
(有効投票数210,411票 投票率53.17%)
| 当選者と次点 | 得票率 |
|---|---|
| 武藤 容治 | 46.8% (98,370票) |
| 仙田 晃宏※(国民、比例当選) | 30.4% (64,039票) |
| 阪口 直人※(れいわ、比例当選) | 22.8% (48,002票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ


