理由:「財政出動」に反対するため
2024年2月の予算委員会で、財政について議論していました。
税率が将来上がっていくこともできるのではないか
斎藤議員は、まず国債について議論しました。
…行政需要もこれから膨らんでまいりますし、例えば我が国の国債の格付も低くはありませんが、それは必ずしも日本の財政状況が評価されているばかりではなくて、税率の観点からいけば、まだ日本は税率が将来上がっていくこともできるのではないかという評価も含めての評価だと思っていますので。
第213回国会 衆議院 予算委員会 令和6年2月27日
斎藤議員は、今後の財政需要や国債の格付けを考えると、税金を上げる必要がある、と主張しました。

上のグラフは、OECD加盟国の国債金利を比較したものです。日本の国債は、世界的にみても非常に低金利となっており、安全な投資先となります。国債を増発する余地が多くあるため、増税の必要はありませんでした。
早期のPB黒字化実現
2025年5月の財務金融委員会で、プライマリー・バランスについて議論しました。プライマリー・バランスとは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、政府支出を抑え込むために設けられています。
今後の財政健全化に向けた取組につきましては、先般の経済財政諮問会議において…骨太方針2024で示された経済・財政新生計画の枠組みの下、今年の骨太方針において、早期のPB黒字化実現を含め、今後の財政健全化に向けた取組を示すべく、更に検討を進める旨の指示があったところであり、今後、この指示を踏まえて、具体的な検討を進めてまいります。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 令和7年5月9日
斎藤議員は、プライマリー・バランスの黒字化を早期に実現させる、と主張しました。

上のグラフは、G7の政府支出の伸び方を比較したものです。斎藤議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率44.5%の次点で比例当選しました。
(有効投票数213,629票 投票率58.82%)
| 当選者と次点 | 得票率 |
|---|---|
| 黒岩 宇洋※ (立民) | 49.3% (105,275票) |
| 斎藤 洋明 (比例当選) | 44.5% (94,984票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ



