理由:「消費税の減税」と「財政出動」に反対するため
参議院からくら替えし、2024衆院選に出馬します。2017年1月の予算委員会で、財政について議論していました。
赤字国債を追加発行することになりました
山本議員は、まず国債について議論しました。
今回の第3次補正予算案におきましては、税収が当初の見積りよりも1.7兆円下振れしたことによりまして、それを補う形で7年ぶりに赤字国債を追加発行することになりました。
第193回国会 参議院 予算委員会 第2号 平成29年1月31日
山本議員は、税収が減って国債を発行せざるを得なくなった、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても支障ありませんでした。
どのようにして目標を達成していくお考えなのか
次に、プライマリー・バランスについて議論していました。プライマリー・バランスとは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、政府支出を抑え込むために設けられています。
石原大臣にお伺いしたいんですが、今月の25日の日に国の財政見通しについての最新の試算が公表されました。今回の試算におきましては、今回の税収減等も響きまして、2020年度の基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランス、これが赤字が8.3兆円まで行ったと。
前回の試算よりも赤字幅が広がっていったわけです。この8.3という数字でさえも経済がうまくいった場合という場合であって、今後更に拡大する可能性があります。そのために、このままではこの目標達成難しいんじゃないかと、そういう見方が強まっておりますが、これどのようにして目標を達成していくお考えなのか、具体的に御答弁をいただきたいと思います。
第193回国会 参議院 予算委員会 第2号 平成29年1月31日
山本議員は、プライマリーバランスの赤字幅を減らさなければならない、と主張しました。

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。山本議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
消費税の増収分もございます
2023年11月の予算委員会で、消費税について議論しました。
先日、総理は衆議院の予算委員会で、社会保障費をどのように拡大していくのか、このことについて議論をし、そして必要なものにはしっかり用意をしていかなくてはならないと答弁をされました。私、おっしゃるとおりだと思います。
でも、そのためには、社会保障関係費の伸びをこの高齢化の伸びに抑えるといういわゆる歳出の目安というやり方は見直すほかないと思うんです。もちろん、合理化、効率化が必要なところもありますが、歳出の目安というやり方は、このインフレ局面においては通用しないと思うんです。財源もないわけではありません。消費税の増収分もございます。労働者全体の賃金が上がる中で保険料のこの増収ということも見込まれております。
第212回国会 参議院 予算委員会 第5号 令和5年11月28日
山本議員は、消費税を上げたおかげで社会保障費の財源を確保することができた、と主張しました。

上のグラフは、先進国の家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
大阪16区の得票率は、以下の通りでした。山本議員は、引退した北側議員の地盤を引き継ぐことになります。
(有効投票数166,422票 投票率55.5%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
北側 一雄 (公明党) | 50.8% (84,563票) |
森山 浩行※ (比例当選) | 43.6% (72,571票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ