理由:「財政出動」に反対するため
2024衆院選で初当選しました。2025年2月の予算委員会で、財政について議論していました。
国債発行…本末転倒であります
黒田議員は、まず国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
…現役世代の可処分所得を増やしていくという意味で、教育の無償化を進めていく、そして社会保険料を引き下げていく、この二つは本当に必要なことであるというふうに考えておりまして、今回の三党合意によってこれらが動いていくということは非常に意義のあることだというふうに思っております…
…我々維新の会というのは、自立する個人、自立する地域、自立する国家というものを目指しておりまして、その中で、国民全体が機会平等、要は機会均等ですね、こういった環境の整備が必要だというふうに考えております。そういった考えの下で、大阪においては先んじて教育の無償化に取り組んできたということで、肝腎なことは、その財源をどうしていくかということだというふうに思います。国債発行とか増税、そういうことで国民とか次の世代に負担を求めるということをしていては本末転倒であります。
第217回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 令和7年2月27日
黒田議員は、財源を国債に頼ってはならない、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても支障ありませんでした。
見直していく
次に、政府支出の削減について議論しました。
先日、予算委員会でうちの西田議員が大臣にも質問されたときに、大阪は決して財政状況がいいところから始まったんじゃないと。非常に厳しい財政状況がある中で、改革によって立て直していく。
その改革の中には、当然、公務員の皆さんにも御負担をお願いすることもありましたし、各種業界団体といったところの補助金も見直していく、若しくはゼロにしていく、そういった反発を受けることもやってまいりました。若しくは、高齢者に対する様々な優遇されている部分を見直していくということで、まさに改革を進めるといろいろな返り血は浴びることはありますけれども、それでも、やはり必要なことはやっていかないといけない。
第217回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 令和7年2月27日
黒田議員は、政府支出を削減しなければならない、と主張しました。

上のグラフは、G7の政府支出の伸び方を比較したものです。黒田議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
国債発行…じゃなくて改革によって賄うべきだ
最後に、国債について議論しました。
そんな中で、合意文書の中にもありますけれども、今回のこの無償化の財源、これは国債発行とか増税じゃなくて改革によって賄うべきだというふうに記載もありますし、考えております。その点について、この財源確保、これは大臣の認識をお聞かせいただきたいというふうに思います。
第217回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 令和7年2月27日
黒田議員は、国債を発行してはならない、と主張しました。

上のグラフは、国債の金利を比較したものです。日本の国債は、世界でも極めて低い金利水準にあります。国債の発行を懸念するような材料は、見当たりません。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率37.3%で当選しました。
(有効投票数169,705票 投票率54.07%)
| 当選者と次点 | 得票率 |
|---|---|
| 黒田 征樹 | 37.3% (63,288票) |
| 山本 香苗 (落選) | 32.7% (55,474票) |
| 森山 浩行※ (立民、比例当選) | 30.0% (50,943票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ




