理由:「財政出動」に反対するため
2025年4月の財務金融委員会で、財政について議論していました。
仕方ないという気持ちはありますが
三角議員は、まず給付金について議論しました。
…仮に、報道されているように国民1人当たり一律で5万円の給付を行うというふうにした場合に、大体幾らぐらいの財源が必要になるのかということを、お分かりになればお示しください。そして、難しければ、コロナの際の一律10万円の給付金の支出総額についてお答え願います。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号 令和7年4月15日
三角議員は、給付金の財源について質問しました。
国債発行以外にそうした大規模財源を確保する
次に、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
6兆円という数字をお出しいただきました。かなり大きな財源が必要になるということが分かりました。これも仮定の質問になってしまいますけれども、これからそういった大規模な一律給付を行おうとすると、例えばどういったところから財源を確保することができるのか、国債発行以外にそうした大規模財源を確保する方法というのは考え得るのか、御答弁願います。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号 令和7年4月15日
三角議員は、国債の発行をしてはならない、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行して予算を確保すれば済む話でした。
更なる財政悪化が懸念
さらに、政府債務について議論しました。
石破総理が、トランプ関税に対応して、これからすぐにでも補正予算を組む可能性があるというときに、その土台となる財源が今も見えていないということはかなり不安を覚えるわけでありますけれども。仮に、追加の国債発行ということになると、更なる財政悪化が懸念をされるというふうに思います。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号 令和7年4月15日
三角議員は、国債を増発すると、財政が悪化する、と主張しました。

上のグラフは、日本と海外の一般政府(国と地方を合わせた)総債務を示したものです。海外の政府は、債務を日本以上に拡大させています。
財政健全化という目標をしっかり意識をしていただきたい
最後に、国債について議論しました。
…税収の上振れ分から130万円の壁の引上げなどに使ったお金、…この上振れ分から今お答えいただいた0.6兆円などを引いた金額の範囲内で補正予算を組むにしても、その上限というのを是非意識をしていただきたいというふうに思いますし、もしそれを超えるということであれば、財政健全化という目標をしっかりと意識をしていただきたいということは申し上げておきたいと思います。
第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号 令和7年4月15日
三角議員は、税収の範囲内で財源を確保していただきたい、と主張しました。

上のグラフは、OECD加盟国の国債金利を比較したものです。日本の国債は、世界的にみても非常に低金利となっており、財政は十分に健全な状態でした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率36.9%の次点で比例当選しました。
(有効投票数173,871票 投票率48.04%)
| 当選者と次点 | 得票率 |
|---|---|
| 土屋 品子(自民) | 38.5%(66,909票) |
| 三角 創太(比例当選) | 36.9%(64,244票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ



