理由:「財政出動」に反対するため
2024衆院選で、初当選しました。2024年12月の本会議で、経済と財政について議論していました。
過大な財政出動ではありませんか
酒井議員は、まず政府予算の規模について議論しました。
次に、補正予算編成について伺います。今回の補正予算案は総額13.9兆円となり、昨年の13.2兆円を上回りました。金額について、10月15日、衆院選公示日に、石破総理は、昨年を上回る大きな補正予算を国民に問い、成立させたいと述べましたが、12月2日の本会議では、必要な施策の積み上げの結果と答弁されています。
…内閣府は、7月から9月期の日本経済の需要と供給の差は年間3兆円程度の需要不足と発表しています。これに比べて、今回の補正予算規模13.9兆円は過大な財政出動ではありませんか。
第216回国会 衆議院 本会議 第5号 令和6年12月9日
酒井議員は、政府支出の規模が過大である、と主張しました。

上のグラフは、先進国の政府支出の伸び方を比較したものです。酒井議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
需要増加によって物価が上昇する
次に、物価と需要について議論しました。
また、経済対策の三本柱のうちの一つは物価高対策にもかかわらず、需要増加によって物価が上昇するおそれがありませんか。伺います。
第216回国会 衆議院 本会議 第5号 令和6年12月9日
酒井議員は、需要の増加によるディマンド・プル型のインフレはよくない、と主張しました。

上のグラフは、G7の物価上昇率を比較したものです。日本は長い間、需要不足に陥っていたため、世界最低水準の0%に留まっていました。酒井議員は、財政出動で需要が回復することをよしとしませんでした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」の議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率27.5%で当選しました。
(有効投票数242,7190票 投票率57.58%)
| 当選者と次点 | 得票率 |
|---|---|
| 酒井 なつみ | 27.5%(66,791票) |
| 須藤 元気 (落選) | 27.1%(65,666票) |
| 大空 幸星※ (自民、比例当選) | 25.9%(62,771票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ


