理由:「財政出動」に反対するため
2023年6月の決算行政監視委員会で、財政について議論していました。
問題であります
伊藤議員は、まずプライマリー・バランスについて議論しました。プライマリー・バランスとは、歳出を税収の範囲で賄うというルールで、政府支出を抑え込むために設けられています。
決算本体については、2018年骨太方針でプライマリーバランス黒字化目標を5年先送りしたにもかかわらず、2018、2019両年度で赤字幅を更に拡大をさせ、財政健全化への構えすらほとんど見られなくなっていることは問題であります。
第211回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号 令和5年6月12日
伊藤議員は、プライマリー・バランス黒字化を目指すべきだ、と主張しました。
上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。伊藤議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
厳しい財政事情
次に、財政運営について議論しました。
2020年度以降は新型コロナウイルスの感染拡大によって財政赤字が更に拡大することとなりましたが、厳しい財政事情の下で、経費の必要性や有効性、予算執行の効率性などを一層厳格に検証した上での予算執行の在り方の見直しが急務です。
第211回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号 令和5年6月12日
伊藤議員は、財政が厳しい状態にあるので、政府予算を見直すべきだ、と主張しました。
上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行して予算を確保すれば済む話でした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率31.1%の次点で比例当選しました。
(有効投票数245,901票 投票率55.79%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
小倉 將信※ (自民党) | 44.9% (110,522票) |
伊藤 俊輔 (比例当選) | 31.1% (76,450票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ