理由:「財政出動」に反対するため
2024年12月の本会議で、財政について議論していました。
規模は明らかに過剰です
空本議員は、まず政府支出の規模について議論しました。
私は、ただいま議題となりました令和6年度一般会計補正予算、令和六年度特別会計補正予算、令和六年度政府関係機関補正予算の各案について…まず明確にすべきことは、この補正予算の全てに賛同するわけではないということです。規模は明らかに過剰です。
第216回国会 衆議院 本会議 第6号 令和6年12月12日
空本議員は、政府支出の規模が過大である、と主張しました。

上のグラフは、G7の政府支出の伸び率を比較したものです。空本議員のこうした議論によって、日本は世界最低水準の伸び率になりました。
財政健全化とどのように整合するのでしょうか
次に、債務対GDP比について議論しました。債務対GDP比とは、一般政府総債務を名目GDPで割ったものです。
今般の補正予算は、一般会計で約19兆円規模でありながら、足下のGDPギャップは年4兆円程度で、極端な需要不足とは言えません。財務省の資料によると、我が国の令和4年の債務残高の対GDP比は178か国中178位であり、257.2%にも上るとされています。果たして、財政健全化とどのように整合するのでしょうか。
第216回国会 衆議院 本会議 第6号 令和6年12月12日
空本議員は、債務対GDP比の指標をみれば、財政健全化と整合しない、と主張しました。

上のグラフは、分子の一般政府総債務の伸び率を比較したものです。日本の伸び率は、G7と比べても低い方になります。

上のグラフは、分母である名目GDPの推移を示したものです。日本の債務対GDP比が先進国と比べて突出している理由は、分子の政府債務が増えているからではなく、分母の名目GDPが全く成長していない所にあります。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率50.6%で当選しました。
(有効投票数185,360票 投票率50.28%)
| 当選者と次点 | 得票率 |
|---|---|
| 空本 誠喜 (維新) | 50.6% (93,707票) |
| 寺田 稔※ (自民、比例当選) | 49.4% (91,653票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職 本記事に掲載されている経済のグラフ



