理由:「財政出動」に反対するため
2023年4月の財務金融委員会で、財政について議論していました。
実質破綻先かな
浅川議員は、財政の状況について議論しました。
私は、今の国家財政は、これまでは実質破綻先かなと、その元財務官僚の方のお話も聞いていて思ったんですけれども、でも、実質破綻先ということになってしまうと、そもそも、今この議論自体が成り立たなくなってしまうと思うんですね。じゃ、どうやって財政再建をしていくかだけになってしまう。
第211回国会 衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第1号 令和5年4月19日
浅川議員は、日本の財政は実質破綻状態にある、と主張しました。

上のグラフは、日本と外国の国債金利を示したものです。日本国債の金利は、世界で最も低く、安全な資産でした。もし日本の財政が破綻状態なら、他の先進国の財政も破綻状態ということになってしまいます。
いつ売り込まれるか
次に、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
財務官僚の方たち、今回の質問に限らず、非常に危機感を持っていらっしゃる方が全てです。それは、私も銀行に勤めていた20年以上前から、このままじゃ本当にまずいなと。多分、財務省にお勤めの方じゃなくても、国会議員のほとんど全ての方たちが、もう既に国家財政は相当やばい状況になっていて、マーケット次第で(国債が)いつ売り込まれるか。
第211回国会 衆議院 財務金融委員会安全保障委員会連合審査会 第1号 令和5年4月19日
浅川議員は、国債が暴落してしまう、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行しても支障ありませんでした。
圧倒的に歳出改革
さらに、政府支出について議論しました。
それと、財政再建をもし果たしていくとしたら、圧倒的に歳出改革だと思います。
この歳出改革については、我々維新が大阪でやってきた、無駄をなくす改革、大阪府と大阪市の二重行政の下でやってきた、この無駄をなくしていくというようなことを、我々維新が国政でも政権を取った上でやらなければ実現できないのかなというふうに考えております。
第190回国会 衆議院 本会議 第36号 平成28年5月31日
浅川議員は、政府支出を削減するべきだ、と主張しました。

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。浅川議員のこうした議論によって、日本は世界最低の伸び率になりました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率20.8%の3位で比例当選しました。
(有効投票数222,453票 投票率53.99%)