理由:「消費税の減税」と「財政出動」に賛成するため
2019年10月の本会議で、経済について議論していました。
物価上昇率2%の達成はどうなったんでしょうか
泉議員は、まず物価上昇率について議論しました。物価上昇率とは、物価が1年間で上昇する割合を意味します。
そもそも、アベノミクス開始からもう7年目。総理、物価上昇率2%の達成はどうなったんでしょうか。
日銀は、ことし7月、2,021年度時点でも物価上昇率2%は達成できない見通しとの展望レポートを発表しています。2年で達成するはずのこの目標が、9年後にも達成できないことになります。
第200回国会 衆議院 本会議 第3号 令和元年10月8日
泉議員は、9年もの間、物価上昇率2%を達成できていない、と主張しました。
上のグラフは、各国の物価上昇率を比較したものです。日本は、世界最低水準の0%でした。それに対して外国は、毎年2%のペースで上昇しました。
名目経済成長率はたった0.5%です
次に、経済成長について議論しました。
総理、この2%目標や金融緩和の方針を変えるつもりはありますか。また、今年度は補正予算を組むつもりでしょうか。お答えください。
総理、私たち野党は、国民生活の立場から、冷静に経済を分析し、今の経済情勢では消費税率10%引上げを凍結すべきと訴えてまいりました。昨年度の名目経済成長率はたった0.5%です。
第200回国会 衆議院 本会議 第3号 令和元年10月8日
泉議員は、日本の名目GDP成長率が非常に低い、と主張しました。
上のグラフは、各国の成長率を比較したものです。 日本は、世界最低水準の成長率でした。
名目の家計最終消費支出の前年比は…▲0.2%…0.7%にすぎません
さらに、家計消費について議論しました。
名目の家計最終消費支出の前年比は、ことし1―3月期で▲0.2%、4―6月期で0.7%にすぎません。大きな駆け込み需要も起こらず、消費マインドは弱いままです。
第200回国会 衆議院 本会議 第3号 令和元年10月8日
泉議員は、家計消費が低迷している、と主張しました。
上のグラフは、各国における家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けました。
緊縮ではなく財政出動を
最後に、財政出動について議論しました。
緊縮ではなく財政出動を、その声もある中で、今回のタイミングを誤った消費税率引上げは、景気を腰折れさせ、経済活動を停滞させ、逆に税収を減らす可能性すらあるのではないでしょうか。
それこそ本末転倒です。私たち野党の言うように、まずは家計を温め、そして国民の消費をふやすべきです。
第200回国会 衆議院 本会議 第3号 令和元年10月8日
泉議員は、財政出動によって経済を回復させるべきだ、と主張しました。
上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。日本は、世界最低水準の伸び率でした。
議論の内容に基づき「投票候補」の議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率48.2%で当選しました。
(有効投票数185,221票 投票率53.52%)
選者と次点 | 得票率 |
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泉 健太 | 48.2% (89,259票) |
木村 弥生 (落選) | 33.3% (61,674票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ