理由:「財政出動」に反対するため
2021衆院選では比例単独で当選しました。2024衆院選では新潟新4区に出馬します。
非常にすばらしい
2016年4月の法務委員会で、技能実習生について議論しました。技能実習生とは、技能を学ぶために来日する外国人労働者をいいます。
外国人の技能実習…に関する法律案ということでありまして、こういう法律ができること自体が非常にすばらしいことであるというふうに思っておりまして…こういう情勢下におきまして、閣法として提出されることはすばらしいということをまずは申し上げたいというふうに思います。
第190回国会 衆議院 法務委員会 第12号 平成28年4月19日
鷲尾議員は、この新しくできた制度を高く評価しました。

※所定内給与:労働契約などで支給された給与6月分から超過労働給与を引いた給与。
上のグラフは、労働者全体と技能実習生を含む在留資格別の賃金を比較したものです。技能実習生の賃金は、所得税控除前で17万にも満たない水準でした。
スピードをできる限り速めていただきたい
次に、外国人労働者の受け入れについて議論しました。
人手不足でありますから、人手不足については別途検討しなければいけない。
外国人技能実習制度はあくまでも技術移転であり、国際協力の一環であるという建前で運用していくということでありますから、これは同時並行的に議論をしなければいけないんですが、
外国人人材の活用については…私は、人手不足についてはかなり喫緊の課題だと思っております。しかも、目下、現実として非常に重要な問題であるので、やはりその議論のスピードをできる限り速めていただきたいというのが一つ御要望でありまして、これについてのコメントもいただきたいです。
第190回国会 衆議院 法務委員会 第12号 平成28年4月19日
鷲尾議員は、技能実習生に限らず、外国人労働者をもっと早く受け入れて欲しい、と主張しました。

上のグラフは、外国人労働者の推移を示したものです。2,017年~19年までの間、毎年約20万人ずつ増加しました。そのペースが今後続いた場合、7年後には300万人を突破します。
国債残高はうずたかく積み上がりました
2016年2月の本会議で、政府債務について議論しました。
…自民党政権は、バブル崩壊後、目先の景気対策に終始し、中長期的な経済成長から国民の目を背け、国債残高はうずたかく積み上がりました。
第190回国会 衆議院 本会議 第10号 平成28年2月9日
鷲尾議員は、政府債務が膨張している、と批判しました。

上のグラフは、日本と海外の一般政府(国と地方を合わせた)総債務を示したものです。海外の政府は、債務を日本以上に拡大させています。
過度な楽観論を展開するのはいいかげんにおやめいただきたい
次に、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
建設国債に加えて、赤字国債も同様です。赤字補填目的で国債を発行することは原則として禁じられています。
しかし、自民党政権は、少子高齢化で財政状況が苦しくなることはわかっていながら、国民に不人気な歳出削減、増税を先送りし、この禁じ手をみずからの政権維持のために使い続けてきました。その結果、もはや赤字国債の発行なくして経済財政運営が不可能な状況に陥っています。
…しかし、国民の前で過度な楽観論を展開するのはいいかげんにおやめいただきたい。
第190回国会 衆議院 本会議 第10号 平成28年2月9日
鷲尾議員は、政府予算を国債に頼るべきではない、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行して予算を確保すれば済む話でした。
大規模財政出動について伺います
最後に、財政出動について議論しました。
…第二の矢、大規模財政出動について伺います。異次元緩和でデフレ脱却しても、地方まで日本が元気に活力を持って成長していくということにはなかなかならないので大規模財政出動が必要と総理は説明してきました。そこで、総理に伺いますが、第二の矢で地方は元気になりましたか。
第190回国会 衆議院 本会議 第10号 平成28年2月9日
鷲尾議員は、財政出動を大々的にやっても、景気は回復しなかった、と主張しました。

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。日本は世界最低水準の伸び率でした。鷲尾議員の「大規模」という認識は、事実無根でした。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
鷲尾議員が出馬する新潟新4区の得票率は、以下の通りでした。
(有効投票数176,706票 投票率65.20%)
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
同じ選挙区から出馬した現職
