理由:「外国人労働者受け入れ」に賛成するため
2018年11月の本会議で、外国人労働者について議論していました。
一日も早くこの法案を成立させるべき
石原議員は、外国人労働者の受け入れに賛成の立場で討論しました。
入管法等一部改正法案による新たな在留資格の創設は、深刻な人手不足の状況に対応するため、現行の専門的、技術的分野における外国人材の受入れ制度を拡充し、一定の専門性、技能を有し、即戦力となる外国人を受け入れようとするものです。
我が国の現下の人手不足は深刻な状況となっており、この課題は喫緊の問題であります。丁寧かつ充実した審議を重ねて、一日も早くこの法案を成立させるべきというふうに私は考えます。
第197回国会 衆議院 本会議 第7号 平成30年11月20日
石原議員は、人手が不足しているため、外国人労働者を一刻も早く受け入れるべきだ、と主張しました。

上のグラフは、日本と外国の平均年収を比較したものです。日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率でした。

上のグラフは、外国人労働者と労働者全体の平均賃金(残業代込み、賞与なし)を比較したものです。世界で最も賃金が伸びていない日本人労働者は、この法案によって、外国人労働者との賃金競争に巻き込まれていきました。
ちょっとわかりにくいところがある
2018年11月の法務委員会で、技能実習生について議論しました。技能実習生とは、技能を学ぶために来日する外国人労働者をいいます。
今回の審議の中で、失踪者の、旧制度における2800名の聴取票のことが話題になりましたけれども、私自身は、聴取票自身は、個人的な意見ですけれども、ふわっとした感じがしていて、
そこに書いてある給与というのが本当に基本給なのか、労働時間も残業を含めているか含めていないのか、ちょっとわかりにくいところがあると思うんですね。
第197回国会 衆議院 法務委員会 第8号 平成30年11月27日
石原議員は、技能実習生の賃金が実態とは違うかもしれない、と主張しました。

※所定内給与:労働契約などで支給された給与6月分から超過労働給与を引いた給与。
上のグラフは、労働者全体と技能実習生を含む在留資格別の賃金を比較したものです。技能実習生の賃金は、所得税控除前で17万にも満たない水準でした。
今、その報告がない中でこの議論を進めている
最後に、失踪した技能実習生について議論しました。
それで、やはり受入れ機関を調査をして、できれば反面というか、技能実習生も、普通に働いている方の、失踪した人じゃない方のサンプル調査なんかもしていただいて、2つの受入れ機関の調査と、そして普通に働いている方、失踪者の両方を調査をしていただいて、両方あわせてしっかりと分析をしていただいて国会に報告していただくことが、私は技能実習生の実態をしっかりと把握することができるのではないかと思います。
野党の方々は、技能実習生の実態が把握できない中でこの新たな枠組みをつくるのはいかがなものかという話がありますけれども、今、その報告がない中でこの議論を進めているわけでありますが、やはり国会としては、私は、この技能実習生の実態について、両面でしっかりと調査をしていただいて国会に報告していただくことが必要ではないかということを最後に述べまして、私の質問を終わらせていただきます。
第197回国会 衆議院 法務委員会 第8号 平成30年11月27日
石原議員は、技能実習生の賃金や労働時間などの実態を把握していなくても、法案を通すべきだ、と主張しました。

上のグラフは、外国人労働者の推移を示したものです。石原議員のこうした議論によって、2016年から19年までの間、毎年約20万人ずつ増加しました。そのペースが今後続いた場合、7年後には300万人を突破します。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2024衆院選の得票率
得票率30.6%で当選しました。
(有効投票数201,543票 投票率56.83%)
当選者と次点 | 得票率 |
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石原 宏高 | 30.6% (61,660票) |
阿部 祐美子※ (立民、比例当選) | 26.9% (54,178票) |