理由:「自由貿易」と「外国人労働者受け入れ」に賛成するため
中曽根元総理の孫です。2021年10月15日、群馬1区で出馬することを発表しました。
TPP11…によって…GDP+7.8兆円…という試算が出ております
2018年5月の外務委員会で、中曽根議員はTPP11について議論しました。TPP11とは、太平洋に面する11ヵ国(カナダ、オーストラリア等、アメリカは離脱した)との貿易協定です。
TPP11の発効によって、日本のGDP、+7.8兆円、%にして1.5%の上昇、また、民間消費が+4.7兆円、雇用が46万人ふえるという試算が出ております。
この一連の効果が出るまでにどれぐらいの期間がかかると想定されているのかをお伺いしたいと同時に、この結果が出るまで一定のタイムラグが生じると思いますけれども、その間に、特に農業分野等において、少なからずマイナスな、ダメージというものが考えられますけれども、それに対する対策を教えていただきたいと思います。
第196回国会 衆議院 外務委員会 第12号 平成30年5月18日
中曽根議員は、TPP11に加盟すれば、GDPが7.8兆円増える、と主張しました。

上のグラフは、TPP11に加盟しなかった場合と、加盟した場合の政府試算を比較したものです。政府の試算は、赤字の純輸出に内需増加分をふかすことで、GDPの押し上げ効果を水増ししていました。
最後になりますが、今、アメリカが保護主義に走り、また中国が一帯一路という、地域を包括したルールを主導しようとしている中で、日本の存在感、プレゼンスというのはますます大事になってきていると思っております。
東南アジアを含めた他国に対して日本の良識あるリーダーシップというものをしっかりと見せるすばらしい機会だと考えておりますし、これまでの成果を自信に、堂々とこれからも世界の中で日本のプレゼンスを世界に示していただきながら、政府としては早期のTPP11の発効に向けて全力で取り組んでいただきたいと思います。
第196回国会 衆議院 外務委員会 第12号 平成30年5月18日
しかし、中曽根議員は、TPP11を押し進めました。
移民の議論とは一線を画した別の話となります
2019年11月の法務委員会で、外国人労働者について議論しました。
いずれにしても、日本としてはもう4月から制度をスタートさせたわけですから、現段階になって、済みません、ちょっと準備不足でまだというのは、これは通用しないわけであります。ぜひとも早急に、かつ適正な試験の実施をしていただいて、受入れ体制の整備を進めていただきたいというふうに思います。
今お話しした特定技能、これは5年間で最大34.5万人の外国人労働者が新たに日本に入ってくるというふうに伺っておりますし、技能実習生、これも年々増加して、もう40万人を超えている。さらには留学生、留学生も年々増加して、もう30万人を超えている。
こうなると、移民の議論とは一線を画した別の話となりますけれども、いずれにしても、日本に住むことになる外国人がふえるというのはもう間違いないですし、これは増加傾向にあるというのが予想されます。
第200回国会 衆議院 法務委員会 第12号 令和元年11月27日
中曽根議員は、大勢の外国人労働者が既に来日しているため、今後も増える流れは変わらないだろう、と主張しました。

上のグラフは、外国人労働者数を示したものです。2017~19年までの間、毎年約20万人ずつ増加しました。そのペースが今後続いた場合、7年後には300万人を突破します。
選び続けていただけるように思ってもらう
次に、日本の外国人労働者に対する姿勢について議論しました。
今は外国人の方々がどんどん日本に来ていただいている状態です。ただ、これから先も日本という国が外国の皆さんに選んでいただけるかどうか、これというのは本当にわかりません。
世界的に労働力不足が起きて人材獲得戦争が起きる中で、日本に行きたいと選び続けていただけるように、思ってもらうには、やはり今のうちから、外国の皆様に敬意を表して、またしっかりとした配慮をした上で、気持ちよく過ごしていただける環境というのをつくっていかなきゃいけないと思いますので、法務省としても、こちらに関しても、しっかりとしたこれからのバックアップ、サポートをよろしくお願い申し上げます。
第200回国会 衆議院 法務委員会 第12号 令和元年11月27日
中曽根議員は、外国人労働者に選んでもらえるような国にしなければならない、と主張しました。

上のグラフは、日本と海外10ヵ国の平均年収を比較したものです。日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率でした。日本の賃金水準は外国に追い抜かれ続けているため、日本が敬遠されるのも時間の問題でした。
議論の内容にもとづき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率56.3%で当選しました。
(有効投票数195,762票 投票率52.97%)
当選者と次点 | 得票率 |
---|---|
中曽根 康隆 | 56.3% (110,244票) |
宮崎 岳志 (落選) | 21.7% (42,529票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照