理由:「外国人労働者受け入れ」を推進するため
2016年4月のTPP特別委員会で、貿易について議論していました。
国内市場だけを目がけて頑張ってきた
笹川議員は、農業と輸出について議論しました。
今回、TPP、農業においても…成長産業なんだ、大きなチャンスなんだということだというふうに思っております。…今回(国内と外国の)市場が連結をされて、我々から考えれば、国内市場から、今度、多国間の大きな市場がもう目の前にある。
しかし、日本の農業の場合には、そういう意味において、国内の市場、産地間競争も激しいし、いろいろな意味で国内市場だけを目がけて頑張ってきた歴史でありますから、急に世界でと言われてもなかなか感じがつかめない。
ですから、政府が言っている、大きな旗を振っておりますが、やはりそれを具体的に感じられるように施策を講じることが必要だと思うんです。
第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 平成28年4月19日
笹川議員は、これからは輸出で稼ぐべきだ、と主張しました。
上のグラフは、TPPに加盟しなかった場合と、加盟した場合の政府試算を比較したものです。政府の試算によれば、TPPに加盟した場合、輸入額が輸出額を上回っていました。
おお、ようやく我々の意見に耳を傾けてくれるのか、国
2019年2月の予算委員会で、外国人労働者について議論しました。
昨年、入管法改正に伴いまして、政府として、外国人材の受入れ、共生のため、126項目の総合対策を年末に取りまとめました。…先日、私の地元で、太田市において外国人集住都市会議が開催されました。
これは…長年、毎年のように、意見をまとめて、そして国に対して上申をしていましたけれども、ようやく国の方が振り向いてくれたという状況でありますので、
そういう意味において、この集住都市会議の意見、意見書というものをぜひ尊重していただきたいということで、126項目の中にもそれぞれ反映されたというふうには思っておりますが、その辺のところは集住都市会議のメンバーも評価はしております。
特に、初めて出入国の管理局長、局長という肩書を持った方が御出席をいただいたということが、都市会議のメンバーは驚きとともに、おお、ようやく我々の意見に耳を傾けてくれるのか、国という期待もあったわけであります。
第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号 平成31年2月13日
笹川議員は、複数の地方都市が主催する外国人集住都市会議の提言を、政府がようやく受け入れてくれた、と述べました。
上のグラフは、外国人労働者数を示したものです。笹川議員のこうした取り組みによって、2017~19年までの間、毎年約20万人ずつ増加しました。そのペースが今後続いた場合、7年後には300万人を突破します。
その上に更にまたお願いしますと言われても、これはどうなのかな
次に、自治体による外国人の受け入れについて議論しました。
いわゆる、もう既に定住権を持った外国の人、地域住民として受け入れて多文化共生を長年やってきた町とこれからの地域、果たして一緒でいいのかという実は思いがあって、そして都市会議のメンバーも、やはりそういう意味においては、優先すべきものがあるんじゃないかということでありますので。
特にまた、運営費も含めて、これは市町村の新たな負担になるんですよね。先行しているところは、既に自分たちの予算でやっていることもあるんですよ。その上に更にまたお願いしますと言われても、これはどうなのかなというのが私はありまして、ぜひそこら辺の御所見を、山下大臣、お聞かせください。
第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号 平成31年2月13日
笹川議員は、全国に先駆けて外国人を受け入れてきた地元の太田市が、これから受け入れを進める自治体と比べて、不公平な予算措置にならないように政府に要望しました。
上のグラフは、日本と外国の平均年収の伸び方を示したものです。日本の平均年収は、世界最低水準の伸び方でした。世界最低水準の賃金伸び率である日本が、どういう訳か、低賃金の外国人労働者を前のめりになって受け入れていました。
議論の内容に基づき「以外に投票する」議員に分類しました。
2021年衆院選の得票率
得票率54.6%で当選しました。
(有効投票数157,447票 投票率53.62%)
当選者と次点 | 得票率 |
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笹川 博義 | 54.6% (86,021票) |
長谷川 嘉一 (落選) | 43.0% (67,689票) |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ