【石川3区 (七尾市) 】立憲民主党「近藤和也」以外に投票する

石川
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理由:「財政出動」に反対するため(補足:自由貿易と規制緩和には反対)

2018年11月の農林水産委員会で、漁業について議論していました。

なぜ今回この優先順位をなくすことになったのか、そもそも論

近藤議員は、まず漁業権(漁業する権利)について議論しました。具体的に、漁業組合が漁業権を優先的に付える権利についてでした。

…その上で、漁業権に入りたいと思います。…実際、私も、数年前、地元でこの漁業権をめぐるいざこざを仄聞いたしました。血を見るぞとか、そういうえげつない恐ろしい言葉が飛び交っていたということも聞いています。

死活問題にかかわるような話なんですけれども、なぜ今回この優先順位をなくすことになったのか、そもそも論。そして、これがなぜ漁業関係者の皆さんに明るい未来を示すことになるのか、大臣、お答えください。

第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号 平成30年11月28日

近藤議員は、漁業権の調整には大変な労力がいる、と主張しました。

優先順位をなくすことによっての地元の考えが薄れる

次に、漁業権の規制について議論しました。

でも、一方で、地元を優先するという考え、漁協を優先順位一番から省く部分があるわけですよね。こういったところは、私は、先ほど多面的機能という話もありましたけれども、地元の安定性、漁業者がいかに、この優先順位をなくすことによっての地元の考えが薄れることを、大きく懸念をしています。

…定置(漁業権)でも14番まで事細かく決まっていたわけですよね。一番下の特定区画漁業権については39番までですよ。しかも同順位だと6つの基準でという…これは果てしなく細かく法律の中で書いてあったものが、一切合財なくなって、じゃ、あなたたちで上手にまとめてくださいよということができるかどうかなんです。

第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号 平成30年11月28日

近藤議員は、漁業組合が持っている漁業権の調整機能をはく奪することに強い懸念を示しました。

浜の疲弊を拡大するんじゃないですか

さらに、漁業組合が誕生した経緯について議論しました。

私は、歴史的経緯を伺ったのも、一つあるのが、徳川の時代からも含めて、そして明治の時代に入りました、地租改正があって米からお金になった、それで漁業の方もまずは官が貸してあげるという形になった、今までの慣習を一時無視をした、そうすると、浜で大混乱が起きたわけですよ。

そして、そこの経緯から漁業協同組合が最終的に生まれたわけですよね。この漁業協同組合の最大の成り立ちの生まれを一つ外すことになったということで、大丈夫ですかということ。

そして、戦後、羽織漁師のようなものを誕生させないために事細かくこんなに30幾つも決めたことを一切合財なくして、上手にあなたたちが調整できるんですか、浜の混乱を生み出すんじゃないですか、それが浜の疲弊を拡大するんじゃないですかということを私は心配をしています。

第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号 平成30年11月28日

近藤議員は、漁業組合の調整機能を奪うことは、漁業の疲弊につながる、と主張しました。

あきれて驚きもしないようになりました

2019年4月の本会議で、プライマリー・バランスについて議論しました。プライマリー・バランスとは、税収のみで歳出を賄うというルールで、政府支出を抑制するために設けられています。

現在の経済金融政策が始まって、はや6年以上が過ぎました。最近では、毎度の物価上昇の目標達成見送りも、プライマリーバランス黒字化先送りについても、あきれて驚きもしないようになりました

…私たち国民民主党は、「つくろう、新しい答え。」のもと、…プライマリーバランスの黒字化を始めとする財政の健全化…など、真摯に過去から学び、現実を見詰め、未来を見据えて行動していくことをお約束申し上げ、私の代表質問といたします。

第198回国会 衆議院 本会議 第16号 平成31年4月9日

近藤議員は、政府支出の削減が不十分だったため、プライマリー・バランスの黒字化を達成できなかった、と主張しました。

日本は、世界最大級の緊縮(きんしゅく)財政
出典:IMF『General government total expenditure』参照

上のグラフは、各国の政府支出の伸び方を示したものです。近藤議員のこうした議論によって、日本は世界最低の伸び率になりました。

国の借金返済のために使うべき

次に、国債について議論しました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。

…今年度予算においても、国債発行額が減ったと総理は豪語されています。しかし、この約1兆円の縮減は、本法律案を前提とした預金保険機構からの8000億円の国庫納付と平成29年度の決算剰余金約2000億円に依存した結果にすぎません。

…財政健全化に本気で取り組むのであれば、みずからの顔を美しく見せるために使うのではなく、今回の利益剰余金も国の借金返済のために使うべきではないでしょうか。

第198回国会 衆議院 本会議 第16号 平成31年4月9日

近藤議員は、国債の返済額をもっと増やすべきだ、と主張しました。

国債の金利と長期債務残高の推移
出典:財務省『我が国の1970年度以降の長期債務残高の推移』 統計表『金利情報』参照

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、発行額が増えても支障ありませんでした。

関税撤廃が決まったということではないということの事実確認

2019年11月の外務・農林水産・経済産業連合審査会で、日米貿易交渉について議論していました。

…私たちからの見方では、農産品などでは譲ったものがたくさんあるのに、自動車等(の関税)では手にするはずのものが手にできていない、このことについて事実確認です。

関税撤廃へ向けて交渉をしていくという見方が現時点では確定的であり、関税撤廃が決まったということではないということの事実確認をお願いいたします。

第200回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 令和元年11月7日

近藤議員は、農産品を譲歩したにも関わらず、自動車の関税撤廃は確約されていない、と主張しました。

自動車と自動車部品の関税は、関税の廃止に関する更なる交渉による

“Customs duties on automobile and auto parts will be subject to further negotiations with respect to the elimination of customs duties.”

TRADE AGREEMENT BETWEEN JAPAN AND THE UNITED STATES OF AMERICA 出典:外務省

近藤議員のいう通り、アメリカ側の協定書には関税の撤廃が明記されておらず、引き続き交渉すると記載されていました。

試算が明確ではない

最後に、日米貿易協定の政府試算について議論しました。

今回の日米貿易協定については、これまでの議論の中で、例えば、試算が明確ではない、そして、農家の方々に対しての対策も予算もついていないのに甘目の計算が出ているのではないかといったことであったり、また、茂木大臣そして安倍総理が米国との、首脳間との間で交わされた文書、これらについて出されていない、不確定である。

第200回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 令和元年11月7日

近藤議員は、政府の試算が判然としない、と主張しました。

日米貿易協定 加盟前に行われたGDP押し上げ効果に関する試算
出典:内閣官房『日EU・EPA等(TPP11含む)の経済効果分析本文』 内閣府『実質GDP年度』参照

上のグラフは、日米貿易協定に加盟しなかった場合と、加盟した場合の政府試算を比較したものです。政府の試算は、赤字の純輸出に内需増加分をふかすことで、GDPの押し上げ効果を水増ししていました。

「規制緩和」と「自由貿易」には賛成するのに対して、「財政拡大」には反対する議員でした。ここでは、後者の議論を重く見て「以外に投票する」議員に分類しました。 

  1. 「人、モノ、金の国境を越えた適正な移動」に賛成
  2. 「規制強化、国営化」に賛成
  1. 但し、「財政拡大」に反対

2021年衆院選の得票率

得票率48.3%の次点で比例当選しました。
(有効投票数159,027票 投票率66.09%)

当選者と次点得票率
西田 昭二  (自民) 50.7% (80,692票)
近藤 和也 (比例当選)48.3% (76,747票)
未掲載の現職

「以外に投票」すれば、惜敗率を押し下げ、比例でも落選する

※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照

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