理由:「消費税の減税」に賛成するため(㊟財政拡大には反対)
参議院からくら替えし、2024衆院選に出馬します。2022年3月の決算委員会で、経済について議論していました。
物価高の影響
田村議員は、まず物価について議論しました。
…物価高の影響は生活全般に広がっています。今年2月時点、ウクライナ侵略の影響が出る前から、食パンで+8.2%、食用油29.8、電気代19.7%という上昇です。事業者からは、価格に転嫁ができない、また、シングルマザーからは、これ以上食費をどうやって節約するのかという切実な声が寄せられています。国民全体に届く暮らしの支援策、どのように検討されていますか。
第208回国会 参議院 決算委員会 第1号 令和4年3月28日
田村議員は、物価高で国民が苦しんでいる、と主張しました。

上のグラフは、実質賃金の推移を示したものです。実質賃金は1997年から下がり続け、国民全体が貧しくなっていました。
やっぱり消費税の緊急減税ですよ
次に、消費税について議論しました。
その4月末までにという検討で是非やっていただきたいことが、やっぱり消費税の緊急減税ですよ。みずほリサーチ&テクノロジーズのリポートでは、今後の物価高によって、年収300万円未満の世帯では消費税が5%から8%に引き上げられたときと同程度の負担率になると、こういう推計も出されています。国民全体に届く対策、これ消費税の緊急減税、是非検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
第208回国会 参議院 決算委員会 第1号 令和4年3月28日
田村議員は、消費税を一刻も早く減税するべきだ、と主張しました。

上のグラフは、各国における家計消費の伸び方を比較したものです。日本は、世界最低の伸び率でした。政府は本来、冷え込んだ消費を回復させるために減税すべき所を、逆に増税し続けていました。
国債発行で…日本銀行に引き受けさせるのですか
2022年5月の本会議で、国債について議論していました。国債とは、税収だけでは予算に届かないため、政府が資金調達するために発行する債券をいいます。
共同声明では、岸田総理が防衛費の相当な増額を確保する決意を表明し、バイデン大統領はこれを強く支持したとあります。相当な増額とは幾らの増額ですか。5年以内にGDP比2%以上の防衛予算という自民党の提言を政府の方針とするのですか。
その財源は消費税増税ですか、社会保障予算の抑制、削減ですか、それとも、国債発行で、安倍元首相が政府の子会社と称した日本銀行に引き受けさせるのですか。財源についてノーアイデアで米国と約束するなどあり得ません。明確な答弁を求めます。
第208回国会 参議院 本会議 第25号 令和4年5月25日
田村議員は、防衛費の予算を国債で賄うことは悪いことだ、と主張しました。

上のグラフは、長期債務残高と国債の金利を示したものです。国債は超低金利の状態にあるため、国債を発行して予算を確保すれば済む話でした。
議論の内容に基づき「消費税の減税」に賛成する意見を優先して「投票候補㊟」の議員に分類しました。
2021年衆院選の得票議席数
東京ブロックでは、以下の通り、政党名を記載した票が集まりました。
政党名 | 議席数 |
---|---|
自民党 | 6 |
立民党 | 4 |
日本維新の会 | 2 |
公明党 | 2 |
共産党 | 2 |
れいわ | 1 |
※衆議院インターネット審議中継及び総務省選挙関連資料 参照
本記事に掲載されている経済のグラフ