【グラフ編】現実:物価が高いと感じる / 理由:賃金が物価より下がったため

実質賃金の推移経済のグラフ
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減り続ける現金給与

現金給与総額は、1997年と比べた場合、月当たり5万円以上も減っている。

出典:厚労省『毎月勤労統計』※現金給与総額:所得税・社会保険料・組合費・購買費等を差し引く以前の総額

毎月 -5万円

現金給与総額とは、基本給、残業代、賞与の合計を月平均にしたもの。

データ概要

【期間】 1990~2021年 
【データ】
現金給与総額

下がり続ける名目賃金(現金給与総額)

名目賃金は1997年以降、ひたすら下落し続けている。

出典:厚労省『毎月勤労統計』

名目賃金の推移

名目賃金指数とは、既出の現金給与総額を指数化したもの。

データ概要

【期間】 1990年~2021年  (2015=100)
【データ】名目賃金指数

『豊かさを測る』実質賃金

実質賃金とは、豊かさを測るための統計指数。

実質賃金の推移

実質賃金指数とは、名目賃金指数÷物価の値を指数化したもの。

架空の世界

名目賃金と物価が全く同じように変動する場合、左のグラフのように、実質賃金は横ばいになる。そうした架空の世界では、物価や給料について考える必要がない。

『名目賃金ほど下がらない』物価

実際のところ、物価の下がり幅は、名目賃金の下がり幅よりも小さかった。

出典:総務省統計局『消費者物価指数』月次データ参照

現実の世界

現実の世界では、物価と名目賃金の変動幅は一致しない。そのため、豊かになったり、貧しくなったりする。

データ概要

【期間】 1990年~2021年  (2015=100)
【データ】消費者物価指数(持家の帰属家賃除く)

現実:物価が高いと感じる / 理由:賃金が物価より下がったため

マクロ全体で見ると、実質賃金は下がり続け、貧しくなった。

出典:厚労省『毎月勤労統計』

物価の体感値

給料が物価に見合わない状況が進み、物価が高いと感じるようになった。そのため、物価の体感値を表しているのは、物価指数そのものではなく、実質賃金になる。

データ概要

【期間】 1990~2021年  (2015=100)
【データ】実質賃金指数



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