中道改革連合 参加メンバー
以下の表は、中道改革連合に参加した現職議員である。
| 合流元の政党 | 参加 | 不参加 |
|---|---|---|
| 立憲民主党 | 144名 | 4名 |
| 公明党 | 21名 | 3名 |
| れいわ新選組 | 2名 | ―― |
| 合計 | 167名 | 7名 |
立憲民主党は全148議席のうち、不参加4人を除く、現職144人が合流した。
公明党は全24議席のうち、不参加3人を除く、現職21人が合流した。
さらに、れいわ新選組から現職2人が合流している。2026衆院選では、合計167人の現職が中道改革連合として出馬している。
中道改革連合 不参加者
まず立憲民主党の現職・不参加者は、以下の4人である。
- 秋田1区 寺田学
- 東京21区 大河原雅子
- 佐賀1区 原口一博
- 茨木6区 青山大人
寺田議員と大河原議員は、引退を表明している。原口議員と青山議員は、新党には参加せず、それぞれ減税日本・ゆうこく連合、無所属で出馬している。
次に公明党の現職・不参加者は、以下の3人である。
- 近畿比例 竹内譲
- 近畿比例 鰐淵洋子
- 北関東比例 山口良治
竹内議員は、引退を表明している。山口議員と鰐淵議員は、立候補しておらず、選挙後、議員バッジを失うことになる。
中道改革連合 他党からの参加者
他党からの参加者として、れいわ新選組のよだかれん、多賀谷亮議員がいる。
また、国民民主党の円より子議員は、新党に合流したが、小選挙区で公認されなかったため、離党した。2026衆院選では、無所属で出馬している。
立候補者数 ※政権選択選挙ではない
2026衆院選、中道の立候補者は236人である。これは現職167人と、非現職69人という内訳である。
ちなみに、衆議院の過半数は233議席。つまり、中道は4人以上落選すると、単独で過半数を取れないということになる。
いずれにせよ中道が政権を取る可能性も、その公約が政策として実現する可能性も低い。それを踏まえたうえで、中道の経済政策について、執行部メンバーと議員から見ていこう。
執行部メンバー
中道改革連合の執行部は、立憲民主党と公明党の共同体制、すなわち、両党からそれぞれ1人ずつが役職に就く体制となっている。
以下、執行部メンバーと、その政策スタンスを掲載している(赤字は落選者、2月10日追記)。
共同代表
野田佳彦 財政出動に反対
斎藤哲夫 消費減税に反対
共同副代表
近藤昭一 財政出動に反対(落選)
菊田真紀子 本サイト未掲載議員
赤羽一嘉 財政出動に反対
浮島智子 財政出動に反対
共同幹事長
安住淳 消費減税に反対(落選)
中野洋昌 民営化を推進
共同政務会長
本庄知史 財政出動に反対(落選)
岡本三成 自由貿易を推進
執行部メンバーの政策スタンスは、消費増税派、緊縮財政派、もしくはTPPなどの自由貿易を推進するグローバリストである。
これらの政策スタンスは、根拠なく記載しているのではない。本サイトでは、国会の議事録を参照し、各議員が国会で行った議論を掲載している。
中道改革連合 各議員の政策スタンス
以下、選挙ブロックごとに、各議員とその政策スタンスを掲載している。掲載しているのは、現職167人のうち、議事録が見つかっている96人である。
北海道ブロック
現職のうち、6人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)。
北海道1区 中道「道下大樹」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
北海道4区 中道「大築紅葉」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
北海道8区 中道「逢坂誠二」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
北海道9区 中道「山岡達丸」以外に投票する ★財政出動に反対
北海道10区 中道「神谷裕」:投票候補 ★規制緩和に反対
北海道11区 中道「石川香織」 :投票候補 ★自由貿易に反対(落選)
このうち道下、大築、逢坂、山岡議員は、緊縮財政派である。
一方、神谷、石川議員は、自由貿易に抵抗する反グローバル派である。リンク先には、彼らが国会で実際に行った議論を掲載している。
特に2012年から自民党が行ってきた自由貿易政策(TPPや日米貿易交渉など)は、農家が多い北海道にとって、大きな打撃となった。立憲が強い理由の1つと言えるだろう。
東北ブロック
現職のうち、7人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)。
宮城2区 中道「鎌田さゆり」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
宮城4区 中道「安住淳」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
福島1区 中道「金子恵美」:投票候補 ★自由貿易に反対
福島2区 中道「玄葉光一郎」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
福島3区 中道「小熊 慎司」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
岩手1区 中道「階猛」以外に投票する ★財政出動に反対
秋田2区 中道「緑川貴士」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
まず金子議員は、農協改革に反対した議員である。彼女の議論は、日本の農業を衰退させた政策を追求したものなので、興味のある方は、リンク先を参照してほしい。
安住議員は、消費減税に反対している。残り5人は、緊縮財政派である。特に安住、階議員は強烈な緊縮財政派なので、できる限り落選させたい議員だ。
北陸信越ブロック
現職のうち、7人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)。
長野1区 中道「篠原孝」:投票候補 ★自由貿易に反対(落選)
長野2区 中道「下条みつ」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
長野3区 中道「神津健」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
新潟3区 中道「黒岩宇洋」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
新潟4区 中道「米山隆一」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
富山1区 中道「山 登志浩」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
石川3区 中道「近藤和也」以外に投票する㊟ ★財政出動に反対
まず篠原議員は、自由貿易に抵抗してきた反グローバル派の議員である。
のこり5人は、緊縮財政派である。特に米山、山議員は、生粋の緊縮財政派なので、できる限り落選させたい議員だ。
北関東ブロック
現職のうち、7人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)
埼玉1区 中道「武正公一」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
埼玉6区 中道「大島 敦」以外に投票する ★消費減税に反対
埼玉12区 中道「森田俊和」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
埼玉16区 中道「三角創太」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
栃木2区 中道「福田昭夫」:投票候補㊟ ★消費減税に賛成(落選)
栃木4区 中道「藤岡隆雄」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
群馬3区 中道「長谷川嘉一」投票候補 ★財政出動に賛成(落選)
福田議員は、消費税の減税に賛成している。ただし国債の増発には後ろ向きで、積極財政派とは言えない。
また長谷川議員は、財政のことをよく理解している積極財政派である。のこり5人は、緊縮財政派である。
東京ブロック
現職のうち、8人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)
東京1区 中道「海江田万里」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
東京6区 中道「落合貴之」:投票候補 ★消費減税に賛成
東京7区 中道「松尾明弘」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
東京8区 中道「吉川はるみ」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
東京15区 中道「酒井なつみ」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
東京19区 中道「末松義規」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
東京23区 中道「伊藤俊輔」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
東京27区 中道「長妻昭」以外に投票する ★消費減税に反対
落合議員は、消費税の減税に賛成している。それ以外は全員、緊縮財政派である。
特に松尾議員は、強烈な緊縮財政派である。長妻議員は、社会保障畑の消費増税派で、要注意だ。
南関東ブロック
現職のうち、17人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)。
神奈川1区 中道「篠原豪」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
神奈川4区 中道「早稲田夕季」:投票候補㊟ ★消費減税に賛成
神奈川6区 中道「青柳陽一郎」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
神奈川7区 中道「中谷一馬」:投票候補 ★消費減税に賛成(落選)
神奈川8区 中道「江田憲司」:投票候補 ★消費減税に賛成(落選)
神奈川9区 中道「笠浩史」以外に投票する ★消費減税に反対
神奈川12区 中道「阿部 知子」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
神奈川16区 中道「後藤祐一」:投票候補 ★消費減税に賛成
千葉1区 中道「田嶋要」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
千葉4区 中道「水沼秀幸」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
千葉5区 中道「矢崎堅太郎」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
千葉8区 中道「本庄知史」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
千葉9区 中道「奥野総一郎」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
千葉10区 中道「谷田川元」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
千葉11区 中道「多ヶ谷亮」投票候補 ★消費減税に賛成(落選)
千葉14区 中道「野田佳彦」以外に投票する ★財政出動に反対
山梨1区 中道「中島克仁」以外に投票する ★規制緩和を推進(落選)
南関東ブロックでは、立憲民主党が強い。小選挙区では自民に勝っている。しかし、そのぶん残念な議員も多い。
まず早稲田、中谷、江田、後藤、多賀谷議員は、消費税の減税に賛成している。
一方、中島議員は、公務員の給料を引き下げようとしている。景気に悪影響しかないようなことを議論しているのだ。
それ以外の11人は緊縮財政派である。特に執行部の野田、本庄議員は、強烈な緊縮財政派なので、できる限り落選させたいところだ。
東海ブロック
現職のうち、8人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)
愛知3区 中道「近藤昭一」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
愛知8区 中道「伴野豊」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
愛知9区 中道「岡本充功」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
愛知12区 中道「重徳和彦」以外に投票する ★消費減税に反対
愛知13区 中道「大西健介」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
静岡8区 中道「源馬謙太郎」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
岐阜4区 中道「今井雅人」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
三重3区 中道「岡田克也」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
8人は全員、緊縮財政派である。
特に重徳、今井、岡田議員は、強烈な緊縮財政派なので、落選させたい議員だ。重徳議員は、消費増税派でもある。
近畿ブロック
現職のうち、8人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)。
大阪16区 中道「森山浩行」:投票候補 ★規制緩和に反対(落選)
京都3区 中道「泉健太」投票候補 ★消費減税に賛成
京都6区 中道「山井和則」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
兵庫1区 中道「井坂信彦」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
兵庫6区 中道「櫻井周」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
兵庫7区 中道「岡田悟」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
兵庫9区 中道「橋本 慧悟」投票候補 ★消費減税に賛成(落選)
奈良1区 中道「馬淵澄夫」投票候補 ★消費減税に賛成(落選)
2024衆院選、大阪の小選挙区では、維新が全勝した。大阪の選挙区は日本一の激戦区といっても過言ではなく、中道の当選議員が少ない。
まず泉、橋本、馬淵議員は、消費減税派である。また森山議員は、水道の民営化に反対している。
のこり4人は全員、緊縮財政派の議員だ。特に井坂、櫻井、岡田議員は、強烈な緊縮財政派なので、落選させたい議員だ。
中国ブロック
現職のうち、3人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)。
岡山2区 中道「津村啓介」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
岡山4区 中道「柚木 道義」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
島根1区 中道「亀井亜紀子」:投票候補㊟ ★消費減税に賛成(落選)
亀井議員は、消費減税に賛成している。津村、柚木議員は、緊縮財政派だ。特に津村議員は、元日本銀行の職員で、強烈な緊縮財政派である。
四国ブロック
現職のうち、1人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)。
小川議員は、消費税を100%に上げようとしている。映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」の主人公である。
九州ブロック
現職のうち、8人を掲載している(★は候補者の政策スタンス、赤字は落選者、2月10日追記)。
福岡2区 中道「稲富修二」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
福岡10区 中道「城井崇」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
大分2区 中道「吉川 元」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
佐賀2区 中道「大串博志」以外に投票する ★消費減税に反対(落選)
長崎2区 中道「山田勝彦」以外に投票する ★外国人受け入れ推進(落選)
鹿児島1区 中道「川内博史」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
鹿児島3区 中道「野間健」以外に投票する ★財政出動に反対
沖縄3区 中道「屋良朝博」以外に投票する ★財政出動に反対(落選)
まず山田議員は、外国人受け入れを推進している。それ以外の7人は消費増税派、もしくは緊縮財政派である。
ちなみに原口議員は、減税日本ゆうこく連合を立ち上げて、新党に加わらなかった。
佐賀1区 減税日本ゆうこく連合「原口一博」:投票候補 ★消費減税に賛成(落選)
原口議員は、消費減税に賛成している議員である。
中道改革連合の比例名簿 公明党の処遇
公明党の現職は、中道改革連合の比例名簿で、上位に処遇された。つまり、公明党の議員は、必ず当選することになる。
比例で数百万票を取る中道改革連合は、その票数に応じて、比例議席数を獲得する。各選挙ブロックで、少なくとも3議席は獲得するだろう(比例議席の少ない四国ブロックは除く)
以下、比例名簿の順位である(東海ブロックの公明党議員は、当サイトでは掲載していない)。
北海道
1位 「中道」以外に投票する(佐藤英道) ★自由貿易を推進
2位 「中道」以外に投票する(浮島智子) ★財政出動に反対
東北
1位 「中道」以外に投票する(庄子賢一) ★財政出動に反対
北陸
1位 「中道(中川宏昌)」以外に投票する ★財政出動に反対
北関東
1位 石井啓一(元職)
2位 「中道(輿水恵一)」以外に投票する ★消費減税に反対
3位 「中道(福重隆浩)」以外に投票する ★財政出動に反対
南関東
1位「中道(角田秀穂)」以外に投票する ★消費減税に反対
東京
1位 「中道(岡本三成)」以外に投票する ★自由貿易を推進
2位 「中道(河西宏一)」以外に投票する ★財政出動に反対
近畿
1位 「中道(赤羽一嘉)」以外に投票する ★財政出動に反対
2位 「中道(中野洋昌)」以外に投票する ★規制緩和に賛成
九州
1位 「中道(浜地雅一)」以外に投票する ★財政出動に反対
2位 「中道(吉田宣弘)」以外に投票する ★財政出動に反対
中国
1位 「中道(斉藤鉄夫)」以外に投票する ★消費減税に反対
2位 「中道(平林晃)」以外に投票する ★外国人受け入れ推進
四国
1位 「中道(山崎正恭)」以外に投票する ★財政出動に反対
公明党の現職は、消費増税派が多い。緊縮財政派も多い。経済政策の大転換が必要な時期に、こうした議員が比例単独で処遇されることは望ましくない。
比例名簿上位の議員というのは、投票の洗礼に晒されない、いわば既得権者である。こうした既得権者たちが、消費増税や緊縮財政路線からの政策転換を妨げているのだ。
